印色之入日子命(いにしきいりびこのみこと)
『古事記』に記載のある男性皇族。一般的に五十瓊敷入彦命とも書かれる。
父は第11代垂仁天皇、母はその皇后となったヒバスヒメ。
同母弟に第12代景行天皇、オオナカツヒコ、ワカキニイリヒコが、同母妹にヤマトヒメがいる。
血沼(ちぬ)の池・狹山(さやま)の池を作り、また日下(くさか)の高津(たかつ)の池を作る。
また、鳥取の河上の宮に行き、大刀一千振りを制作して、石上神宮に納める。石上神宮に行き、河上部を定める。石上神宮や刀剣とゆかりの深い皇子として知られる。
『古事記』にはないが、同母弟の景行天皇の皇女であるヌナシロノイラツメと結婚し、美濃国(現在の岐阜県岐阜市周辺)の開拓に貢献したと伝わる。
『古事記』に墓の記載はないが、宮内庁により淡輪ニサンザイ古墳(大阪府・泉南郡岬町)が「宇度墓」として治定されている。
【主な登場場面】
・義兄に皇后を寝取られた垂仁天皇、反逆され討伐するも子どもは「育てます!」
【関連記事】
・[日本全国]初詣で人気の神社、その人出は? 参拝者数ランキングと、古事記の神々
・岐阜市三社 - 美濃・岐阜開拓の父・母・子を主祭神とする三神社、織田信長ともゆかり
・里外神社 - 五十瓊敷命ゆかり機織りの守護神、霊剣とカレイ献上、岡田の戎さん
・大阪の治定陵・淡輪ニサンザイ古墳、護岸のための発掘調査現場を宮内庁が公開
・400年の伝統を破り、織田家に「信」の字が付かない跡取り - 織田家のルーツ劔神社について
・【古事記紀行2014】(5)『古事記』にはっきり記載されている唯一の神社・石上神宮
【イニシキイリビコを祀る神社】
・天日陰比咩神社 - 崇神天皇及びイニシキイリビコの陵墓伝承がある、能登国二宮
・劔神社 - 織田信長ゆかり、御祭神はスサノヲ、イニシキイリビコの剣が御神体
・伊奈波神社 - 岐阜開拓の神・垂仁天皇皇子を祀る、斎藤道三以来の稲葉山城鎮守
・金神社(岐阜市) - 岐阜開拓の神々祀る古社、金運のオリジナル御守、岐阜まつりや骨董市
・石和八幡宮 - 物部神社から鎌倉期に八幡を勧請、源頼朝も和歌を奉納、伝統の流鏑馬神事
・狭山神社(大阪狭山市) - 『古事記』記載の狹山池より早く創祀、池の守護神も合祀
・巽神社(大阪市) - もとは八幡社、明治期に横野堤鎮守の式内・横野神社を合祀
・男乃宇刀神社 - 兄と弟の宮、ゆかりの五十瓊敷入彦命を合祀、近世は牛頭天王
・船守神社 - 紀氏の系譜、奈良期の紀船守など祀る、天然記念物の大楠、10月秋祭
『古事記』に記載のある男性皇族。一般的に五十瓊敷入彦命とも書かれる。
父は第11代垂仁天皇、母はその皇后となったヒバスヒメ。
同母弟に第12代景行天皇、オオナカツヒコ、ワカキニイリヒコが、同母妹にヤマトヒメがいる。
血沼(ちぬ)の池・狹山(さやま)の池を作り、また日下(くさか)の高津(たかつ)の池を作る。
また、鳥取の河上の宮に行き、大刀一千振りを制作して、石上神宮に納める。石上神宮に行き、河上部を定める。石上神宮や刀剣とゆかりの深い皇子として知られる。
『古事記』にはないが、同母弟の景行天皇の皇女であるヌナシロノイラツメと結婚し、美濃国(現在の岐阜県岐阜市周辺)の開拓に貢献したと伝わる。
『古事記』に墓の記載はないが、宮内庁により淡輪ニサンザイ古墳(大阪府・泉南郡岬町)が「宇度墓」として治定されている。
【主な登場場面】
・義兄に皇后を寝取られた垂仁天皇、反逆され討伐するも子どもは「育てます!」
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【イニシキイリビコを祀る神社】
・天日陰比咩神社 - 崇神天皇及びイニシキイリビコの陵墓伝承がある、能登国二宮
・劔神社 - 織田信長ゆかり、御祭神はスサノヲ、イニシキイリビコの剣が御神体
・伊奈波神社 - 岐阜開拓の神・垂仁天皇皇子を祀る、斎藤道三以来の稲葉山城鎮守
・金神社(岐阜市) - 岐阜開拓の神々祀る古社、金運のオリジナル御守、岐阜まつりや骨董市
・石和八幡宮 - 物部神社から鎌倉期に八幡を勧請、源頼朝も和歌を奉納、伝統の流鏑馬神事
・狭山神社(大阪狭山市) - 『古事記』記載の狹山池より早く創祀、池の守護神も合祀
・巽神社(大阪市) - もとは八幡社、明治期に横野堤鎮守の式内・横野神社を合祀
・男乃宇刀神社 - 兄と弟の宮、ゆかりの五十瓊敷入彦命を合祀、近世は牛頭天王
・船守神社 - 紀氏の系譜、奈良期の紀船守など祀る、天然記念物の大楠、10月秋祭
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