室毘古王(むろびこのみこ)

『古事記』に記載のある男性皇族。

父は第9代開化天皇の皇子であるヒコイマス、母はその妃の一人であるサホノオオクラミトメ。第四子。

同母兄姉にサオビコオザホサオビメがいる。

姉のサオビメは第11代垂仁天皇の皇后になるが、兄のサオビコが反逆、姉もそれに従ったため、兄と姉が反逆者として滅ぼされる。

若狹の耳の別(わけ)の祖。

【主な登場場面】
実子に後妻寝取られ反逆される故・神武天皇 直系が奮起して乱を平定

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