稻氷命(いなひのみこと)

『古事記』に記載のある男性。

ウガヤフキアエズタマヨリの子で、四兄弟の中の第二子。

母タマヨリのいる海原へ行く。タマヨリは、竜宮城の姫であるトヨタマの妹。

トヨタマと山幸彦が結婚して、ウガヤフキアエズが生まれており、ウガヤフキアエズの養育を任されたのがタマヨリ。ウガヤフキアエズが長じて、二人は結ばれるが、養母との結婚であり、叔母と甥っ子の結婚となる。

兄にイツセ、弟にミケヌ、初代神武天皇がいる。

【主な登場場面】
神武天皇に連なる系譜 イザナギ・アマテラスから個性豊かすぎる家系を振り返る

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