若年神(わかとしのかみ)

『古事記』に登場する神。

ハヤマトノカミオオゲツヒメとの間の子。

『古事記』にこれ以上の記述はないが、祖父にあたるオオトシノカミ(父ハヤマトノカミの父)と同じような神格を有すると考えられている。それは、オオトシノカミの子ミトシノカミにも共通している。

ハヤマトノカミとオオゲツヒメの子
ワカヤマクイノカミ
・ワカトシノカミ
ワカサナメノカミ
ミヅマキノカミ
ナツタカノヒノカミ
アキビメノカミ
ククトシノカミ
ククキワカムロツナネノカミ

【主な登場場面】
オオクニヌシの国造りに関わっていた神々? 穀物増産、海外とのつながり

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【ワカトシノカミを祀る神社】
狹岡神社 - 藤原不比等の邸宅に創祀された、藤原氏春日詣での佐保殿「日待ちの神事」
日高神社(奥州市) - アテルイ降伏直後の創建、源義家の杉や太刀洗川、火防祭が有名
河尻神宮 - 鎌倉期に鶴岡八幡を勧請、熊本城の南西・裏鬼門、勇壮な10月の秋季例祭
夜支布山口神社 - 大和山口社十四社、摂社立磐神社も式内、本殿は春日移し重文
松尾神社(甲州市) - 景行朝に創祀、日本武尊の褥塚と桜、後に八幡合祀で六所宮

大歳神社(新温泉町) - 平安前期の創立、10月に県文化財の麒麟獅子、社叢も町指定
三島神社(柏崎市) - 奈良期に伊予を勧請、北東20キロほどの地、歴代武将の崇敬
多為神社(津市) - 田井連らの祖の物部小事、正天神社、今は天之穗日命が主神
小野神社(益田市) - 小野郷に祖神を祀る、明治初頭に再興、菅原神社など合祀