大屋毘古神(おおやびこのかみ)
『古事記』に記載のある男神。
林業の神である五十猛神(いそたける=イソタケル)と同一神とされる。「五十猛神」の名では『古事記』には出てこない。
紀伊の国の神とされ、オオクニヌシの母であるサシクニワカヒメが、オオクニヌシをヤソガミからの迫害から逃れさせるために紹介し、オオクニヌシが実際に赴き、会った神。
ヤソガミはそこまで追いかけてきたため、オオヤビコはオオクニヌシを逃して、黄泉の国のスサノヲを訪れるよう、アドバイスする。
『古事記』に記載はないが、スサノヲの子とされる。 五男三女神と混同されることがあるスサノヲの御子神である八王子の一柱。
イザナギとイザナミの神産みで、六番目に生まれた、家宅六神の一柱・オオヤビコノカミと同名だが、別神格とされる。しかし、時に同一神とされる場合もある。
【主な登場場面】
・殺されるオオクニヌシ パネェ兄ちゃんたちからのいびりに耐えかねて
【関連記事】
・杉山神社とは? - 横浜・川崎・町田に集中、『新編武蔵風土記稿』には72社
・ご利益ごとに見る日本の神々 - 健康長寿、金運、開運、出世、交渉、良縁・縁結びなど
・和歌山県の三社参り - 紀伊国一宮の日前神宮・國懸神宮と伊太祁曽神社、神武長兄の竈山神社
・伊太祁曽三神 - 和歌山県和歌山市、三兄妹の木の神を祀る三つの式内名神大社、敵と父と
・[日本全国]初詣で人気の神社、その人出は? 参拝者数ランキングと、古事記の神々
【オオヤビコ(五十猛神)を祀る神社】
・伊太祁曽神社 - オオクニヌシを助けた木の神様、根の国訪問をアドバイスした神話の節目
・度津神社 - スサノヲの子、五十猛命と妹神二柱が御祭神とされる、佐渡国一宮
・高瀬神社 - 越中国一宮の一つ、オオクニヌシがヌナカワヒメに通った道の気配が濃厚
・来宮神社 - 樹齢2000年以上の大樟で知られる、創建伝承にちなんだ例祭と鹿島踊の奉納
・揖夜神社 - 黄泉比良坂、比婆山にも近いイザナミを祀る、穂掛祭で有名な出雲の古社
・八坂神社 - スサノヲが牛頭天王と習合する、その大元 式外社だが二十二社の一社
・積川神社 - 和泉国四宮、熊野古道に遥拝所がある勅願社で、白河上皇の扁額も
・粟田神社 - 京の七口の一つ粟田口に鎮座する旅立ち守護の神、スサノヲ一族を祀る
・総社神社(小浜市) - 木の神? 国府跡は未発見も地名と社号から若狭国総社とされる古社
・射楯兵主神社 - 20年と60年に一度の大祭が有名な播磨国総社、姫路城近く官兵衛ゆかり
・廣峯神社 - 黒田官兵衛ゆかりの姫路の牛頭天王総本宮、陰陽師の聖地、伊勢参りの出発地
・飛騨総社 - 平安期の創建、5月の例祭では曲芸のような親子獅子舞が奉納される、岐阜高山
・伊達神社(和歌山市) - 木の国を象徴する神は船の神、志磨・静火とともに紀三所社の一つ
・稲佐神社(白石町) - 飛鳥期以前の創祀、空海伝承が残る「おくんち」でも有名な古社
・大依羅神社 - 摂津で住吉大社に次ぐ権威、『古事記』にもある依網池の守護神として繁栄
・筑紫神社 - 筑紫の神、九州そのものを祀る、「筑紫」地域の発祥にも連なる名神大社
・高積神社 - 中世には日前國懸神宮にも対抗、和佐山の山頂と山麓に鎮座する高三所明神
・還熊八幡神社 - 松山秋祭りでは3体の喧嘩神輿「鉢合わせ」も、河野氏・加藤氏崇敬の社
・玉作湯神社 - 境内に「願い石」があり「叶い石」でお守りを自製できる、風土記記載社
・伊賀武神社 - クシナダ両親の屋敷跡など旧跡残るスサノヲとクシナダが結婚して住んだ地
・熊野神社(前橋市千代田町) - 「熊野の杜」のおくまん様、11月の酉の日に「大酉祭」
・立虫神社 - スサノヲの子ら当地開拓の神を祀る風土記・式内社、出雲国造崇敬の社を合祀
・荒穂神社(基山町) - 基肄城跡、五十猛命の伝承が多い「植林発祥之地」、9月に御神幸祭
・守山八幡宮(宇城市) - 鉄眼道光ゆかり、古くは宇佐八幡、平安期に石清水八幡宮の末社に
・名草神社(養父市) - 但馬妙見、出雲大社から譲られた三重塔や、江戸期の社殿が重文
・売布神社(松江市) - 水戸神を祀る風土記「賣布社」、祓え清め、生命力よみがえりの社
・栗原神社(高山市) - 飛騨国式内八社の一つ、江戸期には白山権現とも、樹齢300年の大杉
・中臣印達神社 - 『播磨国風土記』の「粒丘」、名神大社で式内社を合祀、境内にも式内社
・大屋都姫神社 - 宇田森に鎮座する、紀伊国に木種をもたらした伊太祁曽三神の一柱の女神
・都麻津姫神社(吉礼) - 西礼の吉礼津姫命を合祀して紛争を解決した、伊太祁曽三神の一つ
・苕野神社 - 女神の渡来伝承が残る標葉郡唯一の式内社、東日本大震災で被災、翌年祈願祭
・林田八幡神社 - 『風土記』の里、平安時代に八幡勧請、4月に中臣印達祭、2月に厄神祭
・潮田神社 - 日本武尊の東征時の創祀、北条氏など関東武将からの崇敬、6月には潮田まつり
・伊達神社(色麻町) - 田村麻呂の創建、伊達氏に憚り香取社に、湯立神事や稚児献膳
・遠賀神社(井岡) - 「出羽高野」と称された式内・岡大権現、江戸期は伽藍9院・末寺6寺
・来宮神社(伊豆市八幡) - 大見郷鎮守、大見三人衆の後裔が補修、樹齢400年の鳥居スギ
・飯盛神社(福岡市) - 飯盛山鎮座、江戸期の社殿、平安起源の粥占神事、10月に流鏑馬
・高倉神社(岡垣町) - 『日本書紀』記載、神功皇后が祈り船を進めた地、旧遠賀郡の惣社
・韓国宇豆峯神社 - 宇佐発祥、奈良期に隼人教導のため大隅に遷座、五十猛命を祀る式内
・杉桙別命神社 - 河津町、12月に鳥精進酒精進があるキノミヤの社、樹齢1000年の大クス
・荘内神社 - 庄内藩主酒井家の祖4柱を祀る、8月に総勢400名の大名行列など「荘内大祭」
・阿須伎神社 - 『延喜式神名帳』に11社、『出雲国風土記』に39社記載された大社
・曾枳能夜神社 - 『古事記』記載社か、境内社含め風土記にも記載される式内の名社
・出雲祝神社(入間市) - 出雲大社と関係が深い武蔵国造の祖を祀る寄木宮、道真三男伝承
・杉山神社(西八朔町) - 式内社の有力論社、五十猛命を祀る武蔵国六宮
・杉山神社(新吉田町) - 旧家の森家に1000以上の歴史ある口伝、古墳や遺跡、別当は正福寺
・杉山神社(川島町) - 戦国時代に北条氏康が創建・合祀と伝えられる、疑問残る式内論社
・杉山神社(横浜市都筑区茅ヶ崎中央) - 忌部氏・安房神社神主が飛鳥時代に創建
・杉山神社(横浜市都筑区勝田町) - 応永年間銘の鰐口、八幡・稲荷を合殿
・鶴見神社(横浜市) - 横浜・川崎間の最古の神社、鎌倉将軍も参詣、7月に天王祭で大神輿
・能見神明宮 - 平安中期の創祀、鎌倉期に神明を勧請、5月に山車8台の岡崎三大祭
・高天岸野神社 - 金剛山のほぼ南、弁天山の中腹標高800メートルの断崖、弁天さん
・鏡作神社(石見) - 近辺「鏡作」の元宮? 石見遺跡の特殊性、地名「石見」は移住か
・鏡作伊多神社(宮古) - 「伊多の坪」宮古池の補屋大明神は大屋? 直線上の鏡作三社
・植木神社 - 植木牛頭天王、7月最終土日の祇園祭は巡行と神輿の舞が有名
・尾崎熊野神社 - 平安中期、あるいは鎌倉末期の創建、クロマツ、1月にどんど焼き
・堀ノ内熊野神社 - 鎌倉期に勧請、北条氏綱が修繕・祝祭、関東大震災の時の神輿
・那祖師神社 - 島大國魂神社・素盞嗚尊と若宮神社・五十猛命の親子神を合祀
・志理太乎宜神社 - 白田の起源か、来宮神社か、三島大神の御子神と五十猛命を祀る
・細川神社(池田市) - 日本最古の植木の産地、秦氏との関わり、もとは久安寺の奥院
・稲根神社 - 東京都心の南約200キロ、島北西部に里宮、南に本殿、8月例祭
・佐麻久嶺神社 - 飛鳥朝に紀伊を勧請、歴代武将の崇敬、神の怒り、中山神社とも
・男乃宇刀神社 - 兄と弟の宮、ゆかりの五十瓊敷入彦命を合祀、近世は牛頭天王
・走落神社(豊能町) - 病気平癒の温泉、水が流れ落ちる様を表した社号、明治に再建
・熊野神社(小丹波) - 平安期勧請と伝わる熊野大権現、楼門の機能兼ね備えた舞台
・熊野神社(青山) - 紀州藩江戸邸内の祈願所、町民の願いで遷座、盛大な祭礼
・五十君神社 - 当地で薨去した垂仁皇子を奉斎、上杉謙信・景勝や歴代領主の崇敬
・中島惣社 - 飛鳥朝に五穀豊穣が祈願された食物神の女神、中島郷48ヶ村の親宮
・青山神社(城里町) - 奈良後期に紀伊を勧請、光圀が旧称に復す「アジサイの杜」
・倭文神社(富士宮市) - 神代と大化に反旗、織物・製紙など産業発展、大悟庵の鎮守
・厳嶋神社(宇治市) - 奈良期に勧請、宇治茶産地の祈雨の神、明治に新羅社遷座
・熊野神社(東神奈川) - 平安期の勧請、義家・家康が祈願、合戦や大火で何度も焼失
・諏訪神社(川崎市) - 慶長期に信州を勧請、社殿は大正期の造営、松の大樹の伝承
・杉山大神(幸区) - 平安以前の創建、笠原氏・松下氏らの崇敬、大番頭など慣習
・岸根杉山神社 - 戦国期に勧請、大正期に山王山の山王宮を合祀、10月に岸根祭り
・千草台杉山神社 - 江戸初期に旧下谷本村の鎮守として創立、大正期に無格社5社合併
・みたけ台杉山神社 - 戦国期の勧請とも、源頼朝が崇敬したとも、大正期に八幡を合祀
・市ケ尾杉山神社 - 江戸初期に市ヶ尾村の総鎮守として創建、切妻造の本殿など社殿
・佐江戸杉山神社 - 猿渡氏・佐江戸城の鎮護か、江戸初期の棟札、社殿屋根上にも狛犬
・末長杉山神社 - 旧末長村の鎮守、隔年で十二座の神楽、シイノキと熊野・稲荷両社
・仏向杉山社 - 江戸後期には旧佛向村の鎮守、明治に村社、平成5年に現在地に遷座
・帷子町杉山社 - 旧帷子町の鎮守、「伊勢大神宮」刻銘の「怪力石燈篭」伝承
・池辺杉山神社 - 古くからの池辺の鎮守、江戸後期から神輿渡御、9月23日に例大祭
・寺山杉山神社 - 木々が多かったであろう土地柄、寺山の鎮守、御神木のイチョウ
・青砥杉山神社 - 江戸初期創建とも、旧青砥村の鎮守、無格社御嶽社など5社を合併
・菅田杉山社 - 江戸中期に創建or再建、境内に大口真神=犬神の小祠、77段の石段
・鐵神社 - 戦国時代創建の青木・杉山明神、10月に鉄の獅子舞、1月に天神祭り
・天照皇大神宮(川崎市) - 井田神社、もとは神明、杉山社などとともに村内4社の一つ
・八杉神社 - 旧大豆戸村の鎮守である八王子社と杉山社が合併、8月に盆踊り
・菅田神明社 - 菅田町全域の総鎮守、境内に杉山社など、多数の市指定名木・古木
・中山杉山神社 - 長泉寺に隣接して鎮座、五十猛命を祀る、紀伊国とのゆかり?
・成瀬杉山神社 - 江戸前期創建、主祭神と相殿2柱、例祭は有名な「町田の花火」
・細山神明社 - いわゆる下り宮の「逆さ大門」、夫人の崇敬、興味深い狛犬二対
・有馬神明神社 - 神明2社と杉山社が合併、10月渡御は関東最大級、総重量2トンの神輿
・天照大神(高津区) - 久末神社とも、村の鎮守、杉山二社などを合併、火災で再建
・新城神社 - もとは神明社、天満宮・杉山社を合併、10月例祭で新城の囃子曲持
・内神社(松江市) - 風土記記載、式内の奈良朝創立の高野宮、出雲の四祈願所
・辛科神社(高崎市) - 多胡郡総鎮守、江戸期の社殿、御筒粥神事・みそぎ流神事
・天村雲神社(山川町村雲) - 天叢雲剣(草薙剣)を製造した一族? 式内論社
・那須加美乃金子神社(小鹿) - かなご・本山・那祖師の三社祭祀、那祖師の御子神
・那須加美乃金子神社(志多賀) - 弥生遺跡や古墳から祭祀に関わる儀器が出土
・行矢射楯兵主神社 - 神功皇后の矢が落ちた地に射楯・兵主両神を奉斎、一旦は式内
・伊達神社(余部町) - 創祀年代、由緒は不詳、狭い境内も、東浦の本社の可能性
・伊達神社(宇津根町) - もとは藤原忠衡ゆかりの法蔵寺の境内社、本殿は江戸後期
・賣布神社(網野町) - 田道間守が創祀、鎌倉後期に祇園勧請、江戸前期の本殿
・伊也神社 - 丹波道主命が創祀、近世には稲荷社、江戸後期に復興、明治に認定
・布勢神社(魚津市) - 継体朝に創祀された布施爪大明神、上杉謙信の乱入で焼失
・木積神社(与謝野町) - 式内論社、阿知江神社とも、木積山王社で三輪神社を配祀
・比佐豆知神社(鈴鹿市) - 聖武朝に隣接の子安観音寺と創祀、木立明神・富士権現
・石井神社(出雲崎町) - 大国主命の佐渡平定、6月に江戸前期からの出雲崎大祭
・廣幡神社(菰野町) - 菰野藩主が子の全快で勧請した正八幡宮、江田社などを合祀
・松尾神社(松阪市) - 400段の石段、立野郷の立野神社・立野明神・立野連、亀の井
【主な御神徳(ご利益)】
山林業・建築木材・家屋 、家内安全
『古事記』に記載のある男神。
林業の神である五十猛神(いそたける=イソタケル)と同一神とされる。「五十猛神」の名では『古事記』には出てこない。
紀伊の国の神とされ、オオクニヌシの母であるサシクニワカヒメが、オオクニヌシをヤソガミからの迫害から逃れさせるために紹介し、オオクニヌシが実際に赴き、会った神。
ヤソガミはそこまで追いかけてきたため、オオヤビコはオオクニヌシを逃して、黄泉の国のスサノヲを訪れるよう、アドバイスする。
『古事記』に記載はないが、スサノヲの子とされる。 五男三女神と混同されることがあるスサノヲの御子神である八王子の一柱。
イザナギとイザナミの神産みで、六番目に生まれた、家宅六神の一柱・オオヤビコノカミと同名だが、別神格とされる。しかし、時に同一神とされる場合もある。
【主な登場場面】
・殺されるオオクニヌシ パネェ兄ちゃんたちからのいびりに耐えかねて
【関連記事】
・杉山神社とは? - 横浜・川崎・町田に集中、『新編武蔵風土記稿』には72社
・ご利益ごとに見る日本の神々 - 健康長寿、金運、開運、出世、交渉、良縁・縁結びなど
・和歌山県の三社参り - 紀伊国一宮の日前神宮・國懸神宮と伊太祁曽神社、神武長兄の竈山神社
・伊太祁曽三神 - 和歌山県和歌山市、三兄妹の木の神を祀る三つの式内名神大社、敵と父と
・[日本全国]初詣で人気の神社、その人出は? 参拝者数ランキングと、古事記の神々
【オオヤビコ(五十猛神)を祀る神社】
・伊太祁曽神社 - オオクニヌシを助けた木の神様、根の国訪問をアドバイスした神話の節目
・度津神社 - スサノヲの子、五十猛命と妹神二柱が御祭神とされる、佐渡国一宮
・高瀬神社 - 越中国一宮の一つ、オオクニヌシがヌナカワヒメに通った道の気配が濃厚
・来宮神社 - 樹齢2000年以上の大樟で知られる、創建伝承にちなんだ例祭と鹿島踊の奉納
・揖夜神社 - 黄泉比良坂、比婆山にも近いイザナミを祀る、穂掛祭で有名な出雲の古社
・八坂神社 - スサノヲが牛頭天王と習合する、その大元 式外社だが二十二社の一社
・積川神社 - 和泉国四宮、熊野古道に遥拝所がある勅願社で、白河上皇の扁額も
・粟田神社 - 京の七口の一つ粟田口に鎮座する旅立ち守護の神、スサノヲ一族を祀る
・総社神社(小浜市) - 木の神? 国府跡は未発見も地名と社号から若狭国総社とされる古社
・射楯兵主神社 - 20年と60年に一度の大祭が有名な播磨国総社、姫路城近く官兵衛ゆかり
・廣峯神社 - 黒田官兵衛ゆかりの姫路の牛頭天王総本宮、陰陽師の聖地、伊勢参りの出発地
・飛騨総社 - 平安期の創建、5月の例祭では曲芸のような親子獅子舞が奉納される、岐阜高山
・伊達神社(和歌山市) - 木の国を象徴する神は船の神、志磨・静火とともに紀三所社の一つ
・稲佐神社(白石町) - 飛鳥期以前の創祀、空海伝承が残る「おくんち」でも有名な古社
・大依羅神社 - 摂津で住吉大社に次ぐ権威、『古事記』にもある依網池の守護神として繁栄
・筑紫神社 - 筑紫の神、九州そのものを祀る、「筑紫」地域の発祥にも連なる名神大社
・高積神社 - 中世には日前國懸神宮にも対抗、和佐山の山頂と山麓に鎮座する高三所明神
・還熊八幡神社 - 松山秋祭りでは3体の喧嘩神輿「鉢合わせ」も、河野氏・加藤氏崇敬の社
・玉作湯神社 - 境内に「願い石」があり「叶い石」でお守りを自製できる、風土記記載社
・伊賀武神社 - クシナダ両親の屋敷跡など旧跡残るスサノヲとクシナダが結婚して住んだ地
・熊野神社(前橋市千代田町) - 「熊野の杜」のおくまん様、11月の酉の日に「大酉祭」
・立虫神社 - スサノヲの子ら当地開拓の神を祀る風土記・式内社、出雲国造崇敬の社を合祀
・荒穂神社(基山町) - 基肄城跡、五十猛命の伝承が多い「植林発祥之地」、9月に御神幸祭
・守山八幡宮(宇城市) - 鉄眼道光ゆかり、古くは宇佐八幡、平安期に石清水八幡宮の末社に
・名草神社(養父市) - 但馬妙見、出雲大社から譲られた三重塔や、江戸期の社殿が重文
・売布神社(松江市) - 水戸神を祀る風土記「賣布社」、祓え清め、生命力よみがえりの社
・栗原神社(高山市) - 飛騨国式内八社の一つ、江戸期には白山権現とも、樹齢300年の大杉
・中臣印達神社 - 『播磨国風土記』の「粒丘」、名神大社で式内社を合祀、境内にも式内社
・大屋都姫神社 - 宇田森に鎮座する、紀伊国に木種をもたらした伊太祁曽三神の一柱の女神
・都麻津姫神社(吉礼) - 西礼の吉礼津姫命を合祀して紛争を解決した、伊太祁曽三神の一つ
・苕野神社 - 女神の渡来伝承が残る標葉郡唯一の式内社、東日本大震災で被災、翌年祈願祭
・林田八幡神社 - 『風土記』の里、平安時代に八幡勧請、4月に中臣印達祭、2月に厄神祭
・潮田神社 - 日本武尊の東征時の創祀、北条氏など関東武将からの崇敬、6月には潮田まつり
・伊達神社(色麻町) - 田村麻呂の創建、伊達氏に憚り香取社に、湯立神事や稚児献膳
・遠賀神社(井岡) - 「出羽高野」と称された式内・岡大権現、江戸期は伽藍9院・末寺6寺
・来宮神社(伊豆市八幡) - 大見郷鎮守、大見三人衆の後裔が補修、樹齢400年の鳥居スギ
・飯盛神社(福岡市) - 飯盛山鎮座、江戸期の社殿、平安起源の粥占神事、10月に流鏑馬
・高倉神社(岡垣町) - 『日本書紀』記載、神功皇后が祈り船を進めた地、旧遠賀郡の惣社
・韓国宇豆峯神社 - 宇佐発祥、奈良期に隼人教導のため大隅に遷座、五十猛命を祀る式内
・杉桙別命神社 - 河津町、12月に鳥精進酒精進があるキノミヤの社、樹齢1000年の大クス
・荘内神社 - 庄内藩主酒井家の祖4柱を祀る、8月に総勢400名の大名行列など「荘内大祭」
・阿須伎神社 - 『延喜式神名帳』に11社、『出雲国風土記』に39社記載された大社
・曾枳能夜神社 - 『古事記』記載社か、境内社含め風土記にも記載される式内の名社
・出雲祝神社(入間市) - 出雲大社と関係が深い武蔵国造の祖を祀る寄木宮、道真三男伝承
・杉山神社(西八朔町) - 式内社の有力論社、五十猛命を祀る武蔵国六宮
・杉山神社(新吉田町) - 旧家の森家に1000以上の歴史ある口伝、古墳や遺跡、別当は正福寺
・杉山神社(川島町) - 戦国時代に北条氏康が創建・合祀と伝えられる、疑問残る式内論社
・杉山神社(横浜市都筑区茅ヶ崎中央) - 忌部氏・安房神社神主が飛鳥時代に創建
・杉山神社(横浜市都筑区勝田町) - 応永年間銘の鰐口、八幡・稲荷を合殿
・鶴見神社(横浜市) - 横浜・川崎間の最古の神社、鎌倉将軍も参詣、7月に天王祭で大神輿
・能見神明宮 - 平安中期の創祀、鎌倉期に神明を勧請、5月に山車8台の岡崎三大祭
・高天岸野神社 - 金剛山のほぼ南、弁天山の中腹標高800メートルの断崖、弁天さん
・鏡作神社(石見) - 近辺「鏡作」の元宮? 石見遺跡の特殊性、地名「石見」は移住か
・鏡作伊多神社(宮古) - 「伊多の坪」宮古池の補屋大明神は大屋? 直線上の鏡作三社
・植木神社 - 植木牛頭天王、7月最終土日の祇園祭は巡行と神輿の舞が有名
・尾崎熊野神社 - 平安中期、あるいは鎌倉末期の創建、クロマツ、1月にどんど焼き
・堀ノ内熊野神社 - 鎌倉期に勧請、北条氏綱が修繕・祝祭、関東大震災の時の神輿
・那祖師神社 - 島大國魂神社・素盞嗚尊と若宮神社・五十猛命の親子神を合祀
・志理太乎宜神社 - 白田の起源か、来宮神社か、三島大神の御子神と五十猛命を祀る
・細川神社(池田市) - 日本最古の植木の産地、秦氏との関わり、もとは久安寺の奥院
・稲根神社 - 東京都心の南約200キロ、島北西部に里宮、南に本殿、8月例祭
・佐麻久嶺神社 - 飛鳥朝に紀伊を勧請、歴代武将の崇敬、神の怒り、中山神社とも
・男乃宇刀神社 - 兄と弟の宮、ゆかりの五十瓊敷入彦命を合祀、近世は牛頭天王
・走落神社(豊能町) - 病気平癒の温泉、水が流れ落ちる様を表した社号、明治に再建
・熊野神社(小丹波) - 平安期勧請と伝わる熊野大権現、楼門の機能兼ね備えた舞台
・熊野神社(青山) - 紀州藩江戸邸内の祈願所、町民の願いで遷座、盛大な祭礼
・五十君神社 - 当地で薨去した垂仁皇子を奉斎、上杉謙信・景勝や歴代領主の崇敬
・中島惣社 - 飛鳥朝に五穀豊穣が祈願された食物神の女神、中島郷48ヶ村の親宮
・青山神社(城里町) - 奈良後期に紀伊を勧請、光圀が旧称に復す「アジサイの杜」
・倭文神社(富士宮市) - 神代と大化に反旗、織物・製紙など産業発展、大悟庵の鎮守
・厳嶋神社(宇治市) - 奈良期に勧請、宇治茶産地の祈雨の神、明治に新羅社遷座
・熊野神社(東神奈川) - 平安期の勧請、義家・家康が祈願、合戦や大火で何度も焼失
・諏訪神社(川崎市) - 慶長期に信州を勧請、社殿は大正期の造営、松の大樹の伝承
・杉山大神(幸区) - 平安以前の創建、笠原氏・松下氏らの崇敬、大番頭など慣習
・岸根杉山神社 - 戦国期に勧請、大正期に山王山の山王宮を合祀、10月に岸根祭り
・千草台杉山神社 - 江戸初期に旧下谷本村の鎮守として創立、大正期に無格社5社合併
・みたけ台杉山神社 - 戦国期の勧請とも、源頼朝が崇敬したとも、大正期に八幡を合祀
・市ケ尾杉山神社 - 江戸初期に市ヶ尾村の総鎮守として創建、切妻造の本殿など社殿
・佐江戸杉山神社 - 猿渡氏・佐江戸城の鎮護か、江戸初期の棟札、社殿屋根上にも狛犬
・末長杉山神社 - 旧末長村の鎮守、隔年で十二座の神楽、シイノキと熊野・稲荷両社
・仏向杉山社 - 江戸後期には旧佛向村の鎮守、明治に村社、平成5年に現在地に遷座
・帷子町杉山社 - 旧帷子町の鎮守、「伊勢大神宮」刻銘の「怪力石燈篭」伝承
・池辺杉山神社 - 古くからの池辺の鎮守、江戸後期から神輿渡御、9月23日に例大祭
・寺山杉山神社 - 木々が多かったであろう土地柄、寺山の鎮守、御神木のイチョウ
・青砥杉山神社 - 江戸初期創建とも、旧青砥村の鎮守、無格社御嶽社など5社を合併
・菅田杉山社 - 江戸中期に創建or再建、境内に大口真神=犬神の小祠、77段の石段
・鐵神社 - 戦国時代創建の青木・杉山明神、10月に鉄の獅子舞、1月に天神祭り
・天照皇大神宮(川崎市) - 井田神社、もとは神明、杉山社などとともに村内4社の一つ
・八杉神社 - 旧大豆戸村の鎮守である八王子社と杉山社が合併、8月に盆踊り
・菅田神明社 - 菅田町全域の総鎮守、境内に杉山社など、多数の市指定名木・古木
・中山杉山神社 - 長泉寺に隣接して鎮座、五十猛命を祀る、紀伊国とのゆかり?
・成瀬杉山神社 - 江戸前期創建、主祭神と相殿2柱、例祭は有名な「町田の花火」
・細山神明社 - いわゆる下り宮の「逆さ大門」、夫人の崇敬、興味深い狛犬二対
・有馬神明神社 - 神明2社と杉山社が合併、10月渡御は関東最大級、総重量2トンの神輿
・天照大神(高津区) - 久末神社とも、村の鎮守、杉山二社などを合併、火災で再建
・新城神社 - もとは神明社、天満宮・杉山社を合併、10月例祭で新城の囃子曲持
・内神社(松江市) - 風土記記載、式内の奈良朝創立の高野宮、出雲の四祈願所
・辛科神社(高崎市) - 多胡郡総鎮守、江戸期の社殿、御筒粥神事・みそぎ流神事
・天村雲神社(山川町村雲) - 天叢雲剣(草薙剣)を製造した一族? 式内論社
・那須加美乃金子神社(小鹿) - かなご・本山・那祖師の三社祭祀、那祖師の御子神
・那須加美乃金子神社(志多賀) - 弥生遺跡や古墳から祭祀に関わる儀器が出土
・行矢射楯兵主神社 - 神功皇后の矢が落ちた地に射楯・兵主両神を奉斎、一旦は式内
・伊達神社(余部町) - 創祀年代、由緒は不詳、狭い境内も、東浦の本社の可能性
・伊達神社(宇津根町) - もとは藤原忠衡ゆかりの法蔵寺の境内社、本殿は江戸後期
・賣布神社(網野町) - 田道間守が創祀、鎌倉後期に祇園勧請、江戸前期の本殿
・伊也神社 - 丹波道主命が創祀、近世には稲荷社、江戸後期に復興、明治に認定
・布勢神社(魚津市) - 継体朝に創祀された布施爪大明神、上杉謙信の乱入で焼失
・木積神社(与謝野町) - 式内論社、阿知江神社とも、木積山王社で三輪神社を配祀
・比佐豆知神社(鈴鹿市) - 聖武朝に隣接の子安観音寺と創祀、木立明神・富士権現
・石井神社(出雲崎町) - 大国主命の佐渡平定、6月に江戸前期からの出雲崎大祭
・廣幡神社(菰野町) - 菰野藩主が子の全快で勧請した正八幡宮、江田社などを合祀
・松尾神社(松阪市) - 400段の石段、立野郷の立野神社・立野明神・立野連、亀の井
【主な御神徳(ご利益)】
山林業・建築木材・家屋 、家内安全
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