刺国若比売命(さしくにわかひめ)

『古事記』に登場する女神。父はサシクニオオカミ

アメノフユギヌノカミと結婚して、オオクニヌシをもうける。

オオクニヌシが八十神(やそがみ=ヤソガミ)の迫害で死んだ時、カミムスヒノカミに助けを求め、赤貝とハマグリ、キサガヒヒメ・ウムギヒメを派遣してもらい、蘇生に成功。

ヤソガミに何度も殺される子のオオクニヌシを見かね、「紀伊の国に頼れる神がいるから、そこへお行き」とアドバイス、オオヤビコを紹介する。

【主な登場場面】
日本史上初の和歌はスサノヲ 新妻と新居を活写! オオクニヌシにつながる系譜
殺されるオオクニヌシ パネェ兄ちゃんたちからのいびりに耐えかねて

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【サシクニワカヒメを祀る神社】
赤猪岩神社 - 大国主神が実際に蘇った地、殺害の大岩を祀る、日本唯一の再起の神

【関連キャラ】
サシクニワカヒメ - 死亡する息子の蘇生に奔走する母
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