淤美豆奴神(おみづぬのかみ)

『古事記』に記載のある男神。

十七世神(とまりななよのかみ)の第四。

父はフカフチノミヅヤレハナノカミ、母はアメノツドヘチネノカミ

フノヅノノカミの娘であるホテミミノカミと結婚して、アメノフユギヌノカミをもうける。

『出雲国風土記』の国引き神話に登場する、八束水臣津野命(やつかみずおみつののみこと)に対応するという。

【主な登場場面】
日本史上初の和歌はスサノヲ 新妻と新居を活写! オオクニヌシにつながる系譜

【オミヅヌノカミを祀る神社】
長浜神社(出雲市) - 『出雲国風土記』国引き神話ゆかり、10月にはジャンボ綱引き大会
金持神社 - 「かもち」だが、全国でもここだけ縁起の良い社号を持つ金運パワースポット 
龍岩神社 - 天に昇る龍のような443段の石段、裏手に伝説通りの御神体の巨石
美濃夜神社 - 景行朝の創祀とも、水之祖の溝渕大明神、雲林院以前からの崇敬