神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと=神武天皇(カムヤマトイワレヒコ))縦480px
【キャラ設定】あまりにも有名な初代天皇の割に、古事記においてはセリフも歌もそれほど多くなく、存在感は希薄。東遷(神武東征)も大久米命が主導、イスケヨリとの出会いも大久米命がセッティング、と自分でがつがつ動くというタイプよりは、血筋の良さをイメージしました。

神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと=神武天皇(カムヤマトイワレヒコ))縦500px■神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと)

カムヤマトイワレヒコ。初代天皇(天皇家の系譜)。

父はウガヤフキアエズ(ここまでが神、つまり子の神武天皇の世代から人、とされる)。母はタマヨリ

ウガヤフキアエズは、天孫ニニギの息子である山幸彦と、竜宮城の姫・トヨタマ(正体はワニ)の子。ウガヤフキアエズの母であるタマヨリは、トヨタマの妹。

天孫ニニギは曽祖父であり、祖母は竜宮城の姫で、ワニ。母は祖母の妹で、両親は甥っ子と叔母の関係。

兄の五瀬命(イツセ)とともに、日向の高千穂で、葦原の中つ国(つまり日本)を治めるにはどこへ行くのが適当か相談し、「そうだ、東に行こう」ということで東遷(あるいは神武東征)が始まる。

ゆっくりと東に移動し、ざっくり16年ほどかけて難波(現 大阪府)に到着。待ち構えていたナガスネヒコの軍勢と戦うが、イツセが瀕死の重傷を負うなど大敗。紀伊半島を回って熊野に上陸。イツセは死亡。

熊野ではフシギ攻撃にさらされるが、高天原アマテラスが子孫のピンチを察知、タケミカヅチに相談したところ、タケミカヅチが解決策を示し、それを実行して、危機を乗り越える。

大和に向かうに際して、高木神(=高御産巣日神(たかみむすひのかみ=タカミムスヒノカミ))が便利な道案内・八咫烏を派遣してくれ、大助かり。

後は比較的順調に進軍し、東遷完了。

その後、中央に進出したのをきっかけに、日向に残してきた妻では飽き足らなくなり、大王として皇后を求めたいと側近の大久米命に相談したら、出生譚こそ奇怪だが、絶世の美女イスケヨリを紹介され、早速嫁取り、皇后とする。

その後崩御。愛妻イスケヨリは日向の妻との間にできた子タギシミミNTRされるが、タギシミミが神武とイスケヨリの子たちを殺害、反逆しようとしていたので、イスケヨリは自分の息子たちにピンチを知らせ、神武とイスケヨリの子で、後の第二代綏靖天皇が機先を制してタギシミミを討つ。

【関連キャラ】
大久米命 - 神武の片腕は斜に構えた万能の自信家
イスケヨリ - 神武皇后、スカトロ的出生譚の美女
アマテラス - 「譲って、ください…」ですべて始まる
タケミカヅチ - 高天原の最終兵器・改は国譲りの英雄
八咫烏 - 三本足じゃねーよ 便利な道案内のカラス
トヨタマ - 竜宮城の姫、神武の祖母はワニだった
タマヨリ - 神武の母 祖母はワニだったが、母は?
タギシミミ - 神武皇后を略奪愛、史上初めての反逆
綏靖天皇 - 母を強奪した仇を躊躇なく殺っちゃう天皇

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【一言切り取り】
神武天皇「そうだ、東に行こう」
神武天皇「オレのばあちゃんって…」
神武天皇「おっ、あの女がイイねっ」

【収録歌】
神武天皇、イスケヨリとの情事を思い出して懐かしむ歌
神武天皇、大久米命の呼びかけに答え、嫁を選ぶ歌

【古事記の神・人辞典】
神武天皇 - 皇居や陵墓の情報も

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