天手力男神(あめのたぢからお)
『古事記』に記載のある男神。
名前は「天の手の力の強い男神」の意であり、腕力・筋力を象徴する神。
天岩戸隠れの際、オモイカネの指導の下で、岩戸の脇に控えており、アマテラスがアメノウズメによるストリップで沸く外を気にして岩戸から顔をのぞかせた時、アマテラスを引きずり出す、決定的な役割を担う。
天孫降臨の際、三種の神器に対して、オモイカネ、アマノイワトワケとともに添えられた、とあり、ニニギとともに下ったと思われる。
『古事記』に「坐佐那那縣也」とあり、現在の三重県多気町の佐那神社が伝承を伝える。
力の神、スポーツの神として信仰されている。
【主な登場場面】
・キレた姉アマテラスが引き籠り ストリップショーで解決 - 天岩戸隠れ
・孫かわいさにものすごい陣容を用意したアマテラス「いってらっしゃーい」
【関連記事】
・ご利益ごとに見る日本の神々 - 健康長寿、金運、開運、出世、交渉、良縁・縁結びなど
・[日本全国]初詣で人気の神社、その人出は? 参拝者数ランキングと、古事記の神々
・アメノタヂカラオが熱い! ゆかりの佐那神社を中心に日本酒の酒造や各種イベント - 多気町
・石見神楽「岩戸」 - フトダマと忌部氏、日本の祭祀に欠かせない大麻を管掌していた
・『倭姫命世記』(4) - トヨスキイリビメ「笠縫邑」から丹後へ 大和に戻り引退へ
・小野孝男『古事記 天手力男』 - アメノタヂカラオが坐した佐那縣発の古事記
・高千穂神楽 戸取り面 - 天岩戸隠れハイライト、アメノタヂカラオが岩戸を放り投げる時の面
・高千穂神楽 手力男面と衣装一式 - アメノタヂカラオが天岩戸を探り当てる様の舞
・岩戸神楽の起源 - 色彩鮮やかの中でも映える両女神のご尊顔、謎?の神も
・天の岩戸 - アメノウズメの踊りとアメノタヂカラオの活躍 謎?の人物も
・天窟神楽図 - アメノタヂカラオやフトダマもはっきり描いた天岩戸隠れ絵
・奈良県立美術館で高千穂の夜神楽が披露される 日本神話の舞に観衆酔いしれる
・岩戸神楽図 - 古事記の記述に忠実に、山水画タッチで天岩戸隠れを描く
【アメノタヂカラオを祀る神社】
・佐那神社 - 『古事記』に天手力男命が坐したと明記された式内社、伊勢外宮と深い関係
・天岩戸神社 - 天岩戸隠れの神話そのままの世界広がる、11月には高千穂の夜神楽も
・雄山神社 - 峰本社、中宮祈願殿、前立社壇の三社からなる、越中国一宮
・荏原神社 - 大國魂神社「くらやみ祭」の禊の地、「天王洲」の由来の天王祭も
・天手長男神社 - 江戸期に再興された式内社・壱岐国一宮、当時の比定に疑義あり?
・神戸神社 - 式内社「比地神社」を合祀した、真名井伝承ある元伊勢「穴穂宮」候補地
・布気皇館太神社 - 三重県亀山市、式内社で元伊勢「奈其波志忍山宮」の伝承地
・戸隠神社 - アメノタヂカラオが放り投げた岩戸が戸隠山になった伝承のある長野の古社
・湯島天満宮 - 東京最強の学問の神様、元はアメノタヂカラオを祀り、後に合祀
・大野神社(延岡市) - アメノタヂカラオ、アマノイワトワケノカミ、応神天皇を祀る
・二宮神社(川口市) - 氷川社と稲荷社を合祀、西立野、立野村の鎮守「氷川様」
・春日神社(春日市) - 天智天皇による創祀、神事「春日の婿押し」が有名な古社
・意富比神社 - 「千葉のお伊勢さん」船橋大神宮、ヤマトタケル創建、けんか相撲や灯明台
・天照皇大神宮 - 仲哀天皇を祟り殺した「九州の伊勢」、北九州の主要神社を巡る深い由緒
・稲荷鬼王神社 - 新宿歌舞伎町に鎮座する、「鬼王」の名を持つ日本唯一の除災招福の神
・闘鶏神社 - 熊野三山の全ての御祭神を祀る別宮的な存在、湛増と弁慶ゆかりの勝負の神
・神柱宮 - 日本最大の荘園になる地に、平安期に少女の神がかりの神託で伊勢神宮を勧請
・大祭天石門彦神社 - 石見国三宮の三宮神社、巨石に囲まれた本殿、巨大な「大わらじ」
・静神社 - 常陸国二宮、機織りの神で徳川光圀が社殿を修造、火災焼失後、江戸期に再建
・橘樹神社(茂原市) - 弟橘比売命御陵が残る、日本武尊のお手植え橘が御神木の古社
・戸隠神社(市原市) - 元の上総国総社か? 国分寺跡が付近に残る上総国中心地に鎮座
・須佐神社(有田市) - 紀州スサノヲ祀る、本殿は藩主時代の吉宗の造営、重文などの刀剣
・新屋坐天照御魂神社(西福井) - 崇神朝の創建、藤原鎌足も参詣した歴史ある名神大社
・健御名方富命彦神別神社(飯山市) - 江戸期から御柱が行われる大宮諏訪社、境内社は重文
・愛宕神社 (笠間市) - 式内論社の境内社・飯綱神社「悪態まつり」が有名な火防の社
・駒込天祖神社 - 源頼朝の霊夢による創祀、駒込神明宮と呼ばれた駒込村総鎮守、千貫神輿
・溝咋神社 - 神武天皇皇后とその母の一族を奉斎、鴨氏と三島勢力との交流うかがえる式内社
・蘇羅比古神社 - 古墳時代の遺跡が集中する備後の地、継体朝の時に創建された式内古社
・石刀神社(一宮市今伊勢町) - 関ヶ原の戦い前に徳川家康が参詣、からくり山車の石刀祭り
・大戸神社(香取市) - 香取神宮の摂社、1月に御花祭り、2003年には60年に一度の神幸祭
・山口大神宮 - 大内義興が勅許を得て伊勢神宮を勧請、創建500年の2020年に式年遷宮か
・笠野神社(笠池ヶ原) - 笠野一郷18ヶ村の惣社で式内論社、現在は倶利伽羅神社が兼務
・田原神社(松江市) - 『出雲国風土記』所載社と宇賀社が明治期に総称、八雲が愛した社
・八幡神社(七尾市八幡町) - 平安期創建、能登国の一国一社の八幡、往時は大規模な放生会
・有明山神社 - 有明山が御神体、神楽殿の天上板絵や信濃裕明門、「開運・招福の記念碑」
・鵠沼皇大神宮 - 相模国土甘郷総社「石楯尾神社」に建立された烏森神社、8月祭りに山車
・遠賀神社(外内島) - 出羽領主武藤氏と社司の対立で荒廃、江戸中期以降に再建の記録
・戸明神社 - 戦国期には鎮座、福岡県では珍しく天手力雄大神を祀る、御神像がシンボル
・美談神社 - 合祀・境内も含め式内5社、中世から近世は八幡宮、風土記記載社
・榆山神社 - 木之本古墳群がある旛羅大神、成田家の崇敬、江戸期には熊野三社大権現
・久保島大神社 - 式内論社の無格社山神社が、村社などを合祀して改称した久保島鎮守
・手力雄神社(館山市) - 桃山期と江戸中期の技法が混ざる本殿、大スギ、安房国司祭
・伊射奈岐神社(山田東) - 雄略朝に倭姫の示教によって奉斎、五社宮と呼ばれた式内一座
・茨木神社(茨木市) - 坂上田村麻呂の創建、信長の神社破却を免れるため牛頭天王社に
・天石立神社(柳生町) - 天岩戸で飛来した巨岩、鳴動する御神体、柳生石舟斎の一刀岩
・夜疑神社 - 弥生時代からの聖地、八木氏の祖神を奉斎、唐臼のタブーと雨乞い
・夜支布山口神社 - 大和山口社十四社、摂社立磐神社も式内、本殿は春日移し重文
・足立神社(西区) - 孝霊天皇の時代に創祀、合祀されて、氷川社が式内社名に改称
・御霊神社(福知山市) - 江戸中期に福知山振興の祖である明智光秀を祀る
・佐谷田神社 - 佐谷田の八幡社に神明と住吉が合祀、11月に提灯500個の燈明夜
・居木神社 - 江戸期旅人の目印「ゆるぎの松」の「五社明神」、8月に神輿渡御
・鎮守氷川神社 - 室町期創建、2本の御神木、季節ごとカラー御朱印、特製の御朱印帳
・長谷山口坐神社 - 倭姫命が滞在中に天手力雄神などを奉斎、大和六所山口の一つ
・手力雄神社(奈良市) - 三条通北側東端築地の上、春日大社末社、橋本町御高札場
・戸隠神社(奈良市) - 増えも減りもしない伝説ある不思議な「竜の池」、雨乞いの神
・室生龍穴神社 - 祈雨の神、弘法大師空海と室生寺、「九穴八海」のパワースポット
・門僕神社 - 門部連が奉斎した古社、「曽爾の獅子舞」と人身御供の名残の神事
・葦神社(伊賀市) - 孝霊朝に顕現、三社が分離・習合、別府明神と称された式内社
・力侍神社 - もとは大斎原に鎮座、川辺王子跡、中村王子跡の楠本神社を合祀
・鴨神社(川西市) - 加茂遺跡に鎮座、鴨君、あるいは鴨祝部の祖神を奉斎、10月に例祭
・穂雷神社 - もとは火雷神を奉斎、廣瀬大社を勧請とも、伊勢内宮にならう
・大斎原 - 熊野本宮大社の旧地、中四社・下四社と式内論社の境内社、大鳥居
・神部神社(北杜市) - 飛鳥朝の創建、江戸初期の本殿、江戸中期の摩耗した狛犬
・佐久神社(笛吹市) - 甲府盆地の湖沼を「さいて」水を涸らした神、幕末社殿と彫刻
・雉子神社 - 室町期に霊夢、家光が雉子宮と命名、多数露店の例祭は10月上旬
・磯部稲村神社 - 光圀も愛でた天然記念物のサクラ、多くの女神で安産の神
・阿治古神社 - 豊臣秀吉から「流れ瓢箪」を許された渡御祭は7月中旬の3日間
・龍口神社 - 江戸前期の創祀、明治に式内論社で巨岩の「石神社」を合祀
・九頭龍神社(檜原村) - 秋川渓谷の最上流、パワースポット九頭龍の滝、9月太神楽
・綱敷天神社 - 嵯峨天皇を奉斎、道真が綱に座り梅を照覧した地、梅田キタの起源
・岸城神社 - 岸和田城三ノ丸、9月に岸和田祭、急坂を一気に駆け上がるだんじり
・志演尊空神社 - 5代将軍綱吉が命名した「志演」と尊空社が合併、都内最古の力石
・内野神明宮 - もとの「宇治乃」の地、神宮の宇治の御厨とも、式内論社
・有玉神社 - 田村麻呂の創建伝承、徳川家康の愛馬寄進以来の400年続く流鏑馬神事
・真木山神社 - 和銅3年以前の創祀、白石明神とも、4月に江戸中期以来の能楽奉納
・正一位岩走神社 - 平安末期に信濃戸隠を勧請、9月神輿・山車あきる野三大まつり
・天石門別神社(美作市) - 大吉備津彦尊が奉斎した磐座、琴弾の滝、江戸期本殿
・天石門別安国玉主天神社(黒瀬) - 仁淀川沿い鎮座、異様に捻じ曲がった巨木
・金刀比羅・大鷲神社 - 明治期勧請の横浜吉原のお酉様、11月酉の市、桂歌丸ゆかり
・古千谷天祖神社 - 氷川社とともに開村以来の鎮守、明治に村社氷川社の摂社に
・大戸神社(川崎市) - 戦国期に信濃国戸隠大明神を勧請、珍しい砲弾抱える狛犬
・羽浦神社 - もとは八幡、和耶神社など式内二社を合祀、10月に獅子舞など祭礼
・三宅神社(三宅町) - 式内論社の正一位手力明神、明治までは加和良神社とも
・五霊神社(逗子市) - 頼朝の父義朝の館の鎮守、手植えの大イチョウ、謎の御祭神
・子持神社 - 子持山の南麓、中腹に奥宮、子授け・安産の守護神、御籠り神事
・関神社(亀山市) - 鈴鹿山麓七郷総社の笛吹大神社、熊野神社、「関の山」夏祭り
・石門別神社(大供表町) - 古く春日宮・戸隠宮、「とかくっさん」で親しまれる古社
・伊勢田神社 - 風土記記載社、国つ神から天つ神へ、近世は梵天王社、10月秋季大祭
・巨椋神社 - 巨椋池のほとりで巨椋氏の祖神奉斎、後に春日明神、境内に子守神社
・天岩戸別神社(佐那河内村) - 手力男神が坐した佐那那縣の地、塚や奥の院、神陵
・爾自神社 - 神功皇后が祈願、平戸藩も受け継いだ「東風石」、江戸前期の石燈籠
・大椋神社(敦賀市) - 国史「大宰神」、氣比神宮四方鎮護の東方社、神使はムカデ
・豊武神社(伊勢崎市) - 江戸初期創建、悪疫防ぐ弓の神、歴史ある節分祭豆まき
・田中神社(高島市) - 背後に継体天皇の父の彦主人王陵、正一位牛頭天王社
・須倍神社 - 都田御厨の地、内宮と外宮、69社合祀、10月例大祭で山車引き回し
・乎豆神社 - 引佐郡家、刑部の地、後に伊勢御厨の神明宮、広大な社域あった大社
・引手力男神社(伊東市) - もと手力山、近世に山神、明治期に現社号に改称の式内論社
・佐久神社(豊岡市) - 『和名抄』記載の地、楽前庄5ヶ村の開拓神、大川大明神
・大瀬神社 - 大瀬崎の引手力命、4月4日大瀬まつりは漁船で青年が女装「勇み踊り」
・皇足穂命神社諏訪社合殿 - 三韓征伐時に諏訪を皇足穂ノ宮に勧請、江戸前期本殿
・清水神社(三水) - 清水首の祖が勧請して創建、清水郷7ヶ村の惣社もその後衰退
・阿智神社 - 天表春命の墓、戸隠神社の元宮か、工匠の神、日本武尊の伝承
・石井神社(西山町) - 長尾為景を助けた十二明神、9月には神楽「大和舞」奉納
・川添神社 - 式内・相鹿牟山神社、「ごみかけの宮」2月に奇祭・五身懸祭
・宇美神社(出雲市) - 風土記所載の式内社、縁切りと縁結び、「海」だが剣の神
・諏訪神社(越前市五分市町) - 式内・須波阿須疑神社三座の論社が分かれた下の宮
・宇奈多理坐高御魂神社 - 平城宮跡「東院庭園」北側、室町期本殿が重文も非公開?
・手力雄神社(岐阜市) - 式内・比奈守神社とも、要衝の長森鎮守、4月に勇壮な火祭
【主な御神徳(ご利益)】
技芸・スポーツ上達、厄除け
『古事記』に記載のある男神。
名前は「天の手の力の強い男神」の意であり、腕力・筋力を象徴する神。
天岩戸隠れの際、オモイカネの指導の下で、岩戸の脇に控えており、アマテラスがアメノウズメによるストリップで沸く外を気にして岩戸から顔をのぞかせた時、アマテラスを引きずり出す、決定的な役割を担う。
天孫降臨の際、三種の神器に対して、オモイカネ、アマノイワトワケとともに添えられた、とあり、ニニギとともに下ったと思われる。
『古事記』に「坐佐那那縣也」とあり、現在の三重県多気町の佐那神社が伝承を伝える。
力の神、スポーツの神として信仰されている。
【主な登場場面】
・キレた姉アマテラスが引き籠り ストリップショーで解決 - 天岩戸隠れ
・孫かわいさにものすごい陣容を用意したアマテラス「いってらっしゃーい」
【関連記事】
・ご利益ごとに見る日本の神々 - 健康長寿、金運、開運、出世、交渉、良縁・縁結びなど
・[日本全国]初詣で人気の神社、その人出は? 参拝者数ランキングと、古事記の神々
・アメノタヂカラオが熱い! ゆかりの佐那神社を中心に日本酒の酒造や各種イベント - 多気町
・石見神楽「岩戸」 - フトダマと忌部氏、日本の祭祀に欠かせない大麻を管掌していた
・『倭姫命世記』(4) - トヨスキイリビメ「笠縫邑」から丹後へ 大和に戻り引退へ
・小野孝男『古事記 天手力男』 - アメノタヂカラオが坐した佐那縣発の古事記
・高千穂神楽 戸取り面 - 天岩戸隠れハイライト、アメノタヂカラオが岩戸を放り投げる時の面
・高千穂神楽 手力男面と衣装一式 - アメノタヂカラオが天岩戸を探り当てる様の舞
・岩戸神楽の起源 - 色彩鮮やかの中でも映える両女神のご尊顔、謎?の神も
・天の岩戸 - アメノウズメの踊りとアメノタヂカラオの活躍 謎?の人物も
・天窟神楽図 - アメノタヂカラオやフトダマもはっきり描いた天岩戸隠れ絵
・奈良県立美術館で高千穂の夜神楽が披露される 日本神話の舞に観衆酔いしれる
・岩戸神楽図 - 古事記の記述に忠実に、山水画タッチで天岩戸隠れを描く
【アメノタヂカラオを祀る神社】
・佐那神社 - 『古事記』に天手力男命が坐したと明記された式内社、伊勢外宮と深い関係
・天岩戸神社 - 天岩戸隠れの神話そのままの世界広がる、11月には高千穂の夜神楽も
・雄山神社 - 峰本社、中宮祈願殿、前立社壇の三社からなる、越中国一宮
・荏原神社 - 大國魂神社「くらやみ祭」の禊の地、「天王洲」の由来の天王祭も
・天手長男神社 - 江戸期に再興された式内社・壱岐国一宮、当時の比定に疑義あり?
・神戸神社 - 式内社「比地神社」を合祀した、真名井伝承ある元伊勢「穴穂宮」候補地
・布気皇館太神社 - 三重県亀山市、式内社で元伊勢「奈其波志忍山宮」の伝承地
・戸隠神社 - アメノタヂカラオが放り投げた岩戸が戸隠山になった伝承のある長野の古社
・湯島天満宮 - 東京最強の学問の神様、元はアメノタヂカラオを祀り、後に合祀
・大野神社(延岡市) - アメノタヂカラオ、アマノイワトワケノカミ、応神天皇を祀る
・二宮神社(川口市) - 氷川社と稲荷社を合祀、西立野、立野村の鎮守「氷川様」
・春日神社(春日市) - 天智天皇による創祀、神事「春日の婿押し」が有名な古社
・意富比神社 - 「千葉のお伊勢さん」船橋大神宮、ヤマトタケル創建、けんか相撲や灯明台
・天照皇大神宮 - 仲哀天皇を祟り殺した「九州の伊勢」、北九州の主要神社を巡る深い由緒
・稲荷鬼王神社 - 新宿歌舞伎町に鎮座する、「鬼王」の名を持つ日本唯一の除災招福の神
・闘鶏神社 - 熊野三山の全ての御祭神を祀る別宮的な存在、湛増と弁慶ゆかりの勝負の神
・神柱宮 - 日本最大の荘園になる地に、平安期に少女の神がかりの神託で伊勢神宮を勧請
・大祭天石門彦神社 - 石見国三宮の三宮神社、巨石に囲まれた本殿、巨大な「大わらじ」
・静神社 - 常陸国二宮、機織りの神で徳川光圀が社殿を修造、火災焼失後、江戸期に再建
・橘樹神社(茂原市) - 弟橘比売命御陵が残る、日本武尊のお手植え橘が御神木の古社
・戸隠神社(市原市) - 元の上総国総社か? 国分寺跡が付近に残る上総国中心地に鎮座
・須佐神社(有田市) - 紀州スサノヲ祀る、本殿は藩主時代の吉宗の造営、重文などの刀剣
・新屋坐天照御魂神社(西福井) - 崇神朝の創建、藤原鎌足も参詣した歴史ある名神大社
・健御名方富命彦神別神社(飯山市) - 江戸期から御柱が行われる大宮諏訪社、境内社は重文
・愛宕神社 (笠間市) - 式内論社の境内社・飯綱神社「悪態まつり」が有名な火防の社
・駒込天祖神社 - 源頼朝の霊夢による創祀、駒込神明宮と呼ばれた駒込村総鎮守、千貫神輿
・溝咋神社 - 神武天皇皇后とその母の一族を奉斎、鴨氏と三島勢力との交流うかがえる式内社
・蘇羅比古神社 - 古墳時代の遺跡が集中する備後の地、継体朝の時に創建された式内古社
・石刀神社(一宮市今伊勢町) - 関ヶ原の戦い前に徳川家康が参詣、からくり山車の石刀祭り
・大戸神社(香取市) - 香取神宮の摂社、1月に御花祭り、2003年には60年に一度の神幸祭
・山口大神宮 - 大内義興が勅許を得て伊勢神宮を勧請、創建500年の2020年に式年遷宮か
・笠野神社(笠池ヶ原) - 笠野一郷18ヶ村の惣社で式内論社、現在は倶利伽羅神社が兼務
・田原神社(松江市) - 『出雲国風土記』所載社と宇賀社が明治期に総称、八雲が愛した社
・八幡神社(七尾市八幡町) - 平安期創建、能登国の一国一社の八幡、往時は大規模な放生会
・有明山神社 - 有明山が御神体、神楽殿の天上板絵や信濃裕明門、「開運・招福の記念碑」
・鵠沼皇大神宮 - 相模国土甘郷総社「石楯尾神社」に建立された烏森神社、8月祭りに山車
・遠賀神社(外内島) - 出羽領主武藤氏と社司の対立で荒廃、江戸中期以降に再建の記録
・戸明神社 - 戦国期には鎮座、福岡県では珍しく天手力雄大神を祀る、御神像がシンボル
・美談神社 - 合祀・境内も含め式内5社、中世から近世は八幡宮、風土記記載社
・榆山神社 - 木之本古墳群がある旛羅大神、成田家の崇敬、江戸期には熊野三社大権現
・久保島大神社 - 式内論社の無格社山神社が、村社などを合祀して改称した久保島鎮守
・手力雄神社(館山市) - 桃山期と江戸中期の技法が混ざる本殿、大スギ、安房国司祭
・伊射奈岐神社(山田東) - 雄略朝に倭姫の示教によって奉斎、五社宮と呼ばれた式内一座
・茨木神社(茨木市) - 坂上田村麻呂の創建、信長の神社破却を免れるため牛頭天王社に
・天石立神社(柳生町) - 天岩戸で飛来した巨岩、鳴動する御神体、柳生石舟斎の一刀岩
・夜疑神社 - 弥生時代からの聖地、八木氏の祖神を奉斎、唐臼のタブーと雨乞い
・夜支布山口神社 - 大和山口社十四社、摂社立磐神社も式内、本殿は春日移し重文
・足立神社(西区) - 孝霊天皇の時代に創祀、合祀されて、氷川社が式内社名に改称
・御霊神社(福知山市) - 江戸中期に福知山振興の祖である明智光秀を祀る
・佐谷田神社 - 佐谷田の八幡社に神明と住吉が合祀、11月に提灯500個の燈明夜
・居木神社 - 江戸期旅人の目印「ゆるぎの松」の「五社明神」、8月に神輿渡御
・鎮守氷川神社 - 室町期創建、2本の御神木、季節ごとカラー御朱印、特製の御朱印帳
・長谷山口坐神社 - 倭姫命が滞在中に天手力雄神などを奉斎、大和六所山口の一つ
・手力雄神社(奈良市) - 三条通北側東端築地の上、春日大社末社、橋本町御高札場
・戸隠神社(奈良市) - 増えも減りもしない伝説ある不思議な「竜の池」、雨乞いの神
・室生龍穴神社 - 祈雨の神、弘法大師空海と室生寺、「九穴八海」のパワースポット
・門僕神社 - 門部連が奉斎した古社、「曽爾の獅子舞」と人身御供の名残の神事
・葦神社(伊賀市) - 孝霊朝に顕現、三社が分離・習合、別府明神と称された式内社
・力侍神社 - もとは大斎原に鎮座、川辺王子跡、中村王子跡の楠本神社を合祀
・鴨神社(川西市) - 加茂遺跡に鎮座、鴨君、あるいは鴨祝部の祖神を奉斎、10月に例祭
・穂雷神社 - もとは火雷神を奉斎、廣瀬大社を勧請とも、伊勢内宮にならう
・大斎原 - 熊野本宮大社の旧地、中四社・下四社と式内論社の境内社、大鳥居
・神部神社(北杜市) - 飛鳥朝の創建、江戸初期の本殿、江戸中期の摩耗した狛犬
・佐久神社(笛吹市) - 甲府盆地の湖沼を「さいて」水を涸らした神、幕末社殿と彫刻
・雉子神社 - 室町期に霊夢、家光が雉子宮と命名、多数露店の例祭は10月上旬
・磯部稲村神社 - 光圀も愛でた天然記念物のサクラ、多くの女神で安産の神
・阿治古神社 - 豊臣秀吉から「流れ瓢箪」を許された渡御祭は7月中旬の3日間
・龍口神社 - 江戸前期の創祀、明治に式内論社で巨岩の「石神社」を合祀
・九頭龍神社(檜原村) - 秋川渓谷の最上流、パワースポット九頭龍の滝、9月太神楽
・綱敷天神社 - 嵯峨天皇を奉斎、道真が綱に座り梅を照覧した地、梅田キタの起源
・岸城神社 - 岸和田城三ノ丸、9月に岸和田祭、急坂を一気に駆け上がるだんじり
・志演尊空神社 - 5代将軍綱吉が命名した「志演」と尊空社が合併、都内最古の力石
・内野神明宮 - もとの「宇治乃」の地、神宮の宇治の御厨とも、式内論社
・有玉神社 - 田村麻呂の創建伝承、徳川家康の愛馬寄進以来の400年続く流鏑馬神事
・真木山神社 - 和銅3年以前の創祀、白石明神とも、4月に江戸中期以来の能楽奉納
・正一位岩走神社 - 平安末期に信濃戸隠を勧請、9月神輿・山車あきる野三大まつり
・天石門別神社(美作市) - 大吉備津彦尊が奉斎した磐座、琴弾の滝、江戸期本殿
・天石門別安国玉主天神社(黒瀬) - 仁淀川沿い鎮座、異様に捻じ曲がった巨木
・金刀比羅・大鷲神社 - 明治期勧請の横浜吉原のお酉様、11月酉の市、桂歌丸ゆかり
・古千谷天祖神社 - 氷川社とともに開村以来の鎮守、明治に村社氷川社の摂社に
・大戸神社(川崎市) - 戦国期に信濃国戸隠大明神を勧請、珍しい砲弾抱える狛犬
・羽浦神社 - もとは八幡、和耶神社など式内二社を合祀、10月に獅子舞など祭礼
・三宅神社(三宅町) - 式内論社の正一位手力明神、明治までは加和良神社とも
・五霊神社(逗子市) - 頼朝の父義朝の館の鎮守、手植えの大イチョウ、謎の御祭神
・子持神社 - 子持山の南麓、中腹に奥宮、子授け・安産の守護神、御籠り神事
・関神社(亀山市) - 鈴鹿山麓七郷総社の笛吹大神社、熊野神社、「関の山」夏祭り
・石門別神社(大供表町) - 古く春日宮・戸隠宮、「とかくっさん」で親しまれる古社
・伊勢田神社 - 風土記記載社、国つ神から天つ神へ、近世は梵天王社、10月秋季大祭
・巨椋神社 - 巨椋池のほとりで巨椋氏の祖神奉斎、後に春日明神、境内に子守神社
・天岩戸別神社(佐那河内村) - 手力男神が坐した佐那那縣の地、塚や奥の院、神陵
・爾自神社 - 神功皇后が祈願、平戸藩も受け継いだ「東風石」、江戸前期の石燈籠
・大椋神社(敦賀市) - 国史「大宰神」、氣比神宮四方鎮護の東方社、神使はムカデ
・豊武神社(伊勢崎市) - 江戸初期創建、悪疫防ぐ弓の神、歴史ある節分祭豆まき
・田中神社(高島市) - 背後に継体天皇の父の彦主人王陵、正一位牛頭天王社
・須倍神社 - 都田御厨の地、内宮と外宮、69社合祀、10月例大祭で山車引き回し
・乎豆神社 - 引佐郡家、刑部の地、後に伊勢御厨の神明宮、広大な社域あった大社
・引手力男神社(伊東市) - もと手力山、近世に山神、明治期に現社号に改称の式内論社
・佐久神社(豊岡市) - 『和名抄』記載の地、楽前庄5ヶ村の開拓神、大川大明神
・大瀬神社 - 大瀬崎の引手力命、4月4日大瀬まつりは漁船で青年が女装「勇み踊り」
・皇足穂命神社諏訪社合殿 - 三韓征伐時に諏訪を皇足穂ノ宮に勧請、江戸前期本殿
・清水神社(三水) - 清水首の祖が勧請して創建、清水郷7ヶ村の惣社もその後衰退
・阿智神社 - 天表春命の墓、戸隠神社の元宮か、工匠の神、日本武尊の伝承
・石井神社(西山町) - 長尾為景を助けた十二明神、9月には神楽「大和舞」奉納
・川添神社 - 式内・相鹿牟山神社、「ごみかけの宮」2月に奇祭・五身懸祭
・宇美神社(出雲市) - 風土記所載の式内社、縁切りと縁結び、「海」だが剣の神
・諏訪神社(越前市五分市町) - 式内・須波阿須疑神社三座の論社が分かれた下の宮
・宇奈多理坐高御魂神社 - 平城宮跡「東院庭園」北側、室町期本殿が重文も非公開?
・手力雄神社(岐阜市) - 式内・比奈守神社とも、要衝の長森鎮守、4月に勇壮な火祭
【主な御神徳(ご利益)】
技芸・スポーツ上達、厄除け
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