【キャラ設定】造化の三神の一柱タカミムスヒノカミの子で、アマテラスの腹心であり、高天原の知恵袋と呼ばれていますが、実際の献策は「ストリップ」とか、結構はっちゃけていたり、国譲りでは何度も失敗したり、かなり天然な、憎めないおじいちゃんという感じ。
■思金神(おもひかね=オモイカネ)
造化の三神の一柱・高皇産霊尊(たかむすひのかみ=タカミムスヒノカミ)の子とされるが、常世の国の神とする記述もあり、恐らくはそれぞれの属性を兼ね備えた神。
名前の「おもひ」は「思慮」、「かね」は「兼ね備える」の意味で、「数多の人々の持つ思慮を一柱で兼ね備える神」の意。思想や思考、知恵を神格化したものと考えられている。
「八意」(やごころ)は多くの知恵という意味であり、また立場を変えて思い考えることを意味する。
高天原の知恵袋で、アマテラスの側近の一柱。
アマテラスが弟スサノヲの調子こいた暴れっぷりに業を煮やして、キレて、引き籠った時(天岩戸隠れ)、その対応策を検討する八百万の神々の中で、中心的な存在として登場します。
色々な献策をし、実行に移したが、直接的に効果があったのが、アメノウズメを踊り手とする「そうだ、ストリップをしよう」という奇抜なアイディア。これが功を奏して、アマテラスは外に出てきます。
次いで、アマテラスが、「あの国よさそうだから、息子に治めさせる」と突然言い出して始まった葦原中国平定、国譲りの事業。まずは騒がしかったので、平定しないと、ということで、アマテラスに誰行かせる?と聞かれたオモイカネの答えは、
アメノホヒ
アマテラスの息子の一人で、降臨候補のアメノオシホミミの弟。まあ、無難な選択でしたが、このアメノホヒ、見事に高天原を裏切り、葦原の中つ国に住みついてしまいます。この子孫が出雲国造家となり、現在の千家家などに連なります。
さて、アマテラスの息子がまさかの裏切りでとん挫しかけた国譲り事業ですが、オモイカネ、再度献策します。
アメノワカヒコ
が良いでしょう、と。しかしこのアメノワカヒコも、下った途端、葦原の中つ国のドン・オオクニヌシの娘であるシタテルに一目惚れして、即結婚。やはり高天原を裏切ります。
裏切りを知らない高天原は、アメノワカヒコが何も報告してこないことを怪しんで、アマテラス、アメノワカヒコの話を聞いてくる人選を再度オモイカネに尋ねたところ、
ナキメ
が良いでしょう、と。実際アメノワカヒコのところに行ったナキメは、アメノワカヒコに射殺されてしまいます。それでアメノワカヒコの裏切りを知った高天原は誓約し、アメノワカヒコを暗殺します。
その上で、次、誰派遣する? と言った時、オモイカネが献策したのが、
アメノオハバリとタケミカヅチの親子
で、これで国譲り事業が進みます。初めからこの親子の起用を考えときゃよかったんじゃねーの、という感じで、高天原の天然知恵袋炸裂の瞬間。
その後、オモイカネは、天孫降臨の際、アマテラスの命令で、ニニギに付き従い、アメノウズメらとともに葦原の中つ国に遣わされます。体のイイお払い箱? これでオモイカネの古事記での登場は終了。
天岩戸隠れ、国譲り、天孫降臨と、古事記前半のハイライトにおいて顔を出すオモイカネ。その正体は知恵袋でありながら、失敗も繰り返すおちゃめなおじいちゃん、という感じでしょうか。
【関連キャラ】
・タカミムスヒノカミ - 神の中の神、アマテラスの分身?
・アマテラス - 「譲って、ください…」ですべて始まる
・アメノウズメ - 炎のストリッパーはアマテラスの腹心
・アメノホヒ - アメノホヒ - オオクニヌシに心酔したアマテラスの子
・アメノワカヒコ - シタテルに一目惚れ、高天原を裏切る
・タケミカヅチ - 高天原の最終兵器・改は国譲りの英雄
・ニニギ - ご存知天孫は、女心を傷つける女泣かせ?
【関連記事】
・アマテラス「今後、あたしの息子が治める国にすっから」で始まった国譲り
・孫かわいさにものすごい陣容を用意したアマテラス「いってらっしゃーい」
・鶏形埴輪 - 天岩戸隠れに出てくる常世の長鳴鳥をイメージしてみる埴輪
・岩戸神楽の起源 - 色彩鮮やかの中でも映える両女神のご尊顔、謎?の神も
【一言切り取り】
・オモイカネ「そうだ、ストリップしよう」
・オモイカネ「ことごとく、しっぱーい テヘッ」
・オモイカネ「…やっぱ、行くの?」
【古事記の神・人辞典】
・オモイカネ
【関連カテゴリ】
・5.葦原中国平定
【外部ページ】
・オモイカネ - Twitter
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・オモイカネ - Facebook
・ぶっちゃけ古事記のキャラ図鑑の索引

造化の三神の一柱・高皇産霊尊(たかむすひのかみ=タカミムスヒノカミ)の子とされるが、常世の国の神とする記述もあり、恐らくはそれぞれの属性を兼ね備えた神。
名前の「おもひ」は「思慮」、「かね」は「兼ね備える」の意味で、「数多の人々の持つ思慮を一柱で兼ね備える神」の意。思想や思考、知恵を神格化したものと考えられている。
「八意」(やごころ)は多くの知恵という意味であり、また立場を変えて思い考えることを意味する。
高天原の知恵袋で、アマテラスの側近の一柱。
アマテラスが弟スサノヲの調子こいた暴れっぷりに業を煮やして、キレて、引き籠った時(天岩戸隠れ)、その対応策を検討する八百万の神々の中で、中心的な存在として登場します。
色々な献策をし、実行に移したが、直接的に効果があったのが、アメノウズメを踊り手とする「そうだ、ストリップをしよう」という奇抜なアイディア。これが功を奏して、アマテラスは外に出てきます。
次いで、アマテラスが、「あの国よさそうだから、息子に治めさせる」と突然言い出して始まった葦原中国平定、国譲りの事業。まずは騒がしかったので、平定しないと、ということで、アマテラスに誰行かせる?と聞かれたオモイカネの答えは、
アメノホヒ
アマテラスの息子の一人で、降臨候補のアメノオシホミミの弟。まあ、無難な選択でしたが、このアメノホヒ、見事に高天原を裏切り、葦原の中つ国に住みついてしまいます。この子孫が出雲国造家となり、現在の千家家などに連なります。
さて、アマテラスの息子がまさかの裏切りでとん挫しかけた国譲り事業ですが、オモイカネ、再度献策します。
アメノワカヒコ
が良いでしょう、と。しかしこのアメノワカヒコも、下った途端、葦原の中つ国のドン・オオクニヌシの娘であるシタテルに一目惚れして、即結婚。やはり高天原を裏切ります。
裏切りを知らない高天原は、アメノワカヒコが何も報告してこないことを怪しんで、アマテラス、アメノワカヒコの話を聞いてくる人選を再度オモイカネに尋ねたところ、
ナキメ
が良いでしょう、と。実際アメノワカヒコのところに行ったナキメは、アメノワカヒコに射殺されてしまいます。それでアメノワカヒコの裏切りを知った高天原は誓約し、アメノワカヒコを暗殺します。
その上で、次、誰派遣する? と言った時、オモイカネが献策したのが、
アメノオハバリとタケミカヅチの親子
で、これで国譲り事業が進みます。初めからこの親子の起用を考えときゃよかったんじゃねーの、という感じで、高天原の天然知恵袋炸裂の瞬間。
その後、オモイカネは、天孫降臨の際、アマテラスの命令で、ニニギに付き従い、アメノウズメらとともに葦原の中つ国に遣わされます。体のイイお払い箱? これでオモイカネの古事記での登場は終了。
天岩戸隠れ、国譲り、天孫降臨と、古事記前半のハイライトにおいて顔を出すオモイカネ。その正体は知恵袋でありながら、失敗も繰り返すおちゃめなおじいちゃん、という感じでしょうか。
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・アマテラス - 「譲って、ください…」ですべて始まる
・アメノウズメ - 炎のストリッパーはアマテラスの腹心
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・アメノワカヒコ - シタテルに一目惚れ、高天原を裏切る
・タケミカヅチ - 高天原の最終兵器・改は国譲りの英雄
・ニニギ - ご存知天孫は、女心を傷つける女泣かせ?
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・岩戸神楽の起源 - 色彩鮮やかの中でも映える両女神のご尊顔、謎?の神も
【一言切り取り】
・オモイカネ「そうだ、ストリップしよう」
・オモイカネ「ことごとく、しっぱーい テヘッ」
・オモイカネ「…やっぱ、行くの?」
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・オモイカネ
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