志藝山津見神/志芸山津見神(しぎやまつみのかみ)

『古事記』に記載のある神。 

カグツチを生んだ際、女陰を負傷したイザナミがその傷がもとで亡くなった時、イザナギは号泣。イザナギは怒りに任せて十拳剣でカグツチを惨殺するが、その時、殺されたカグツチの左手から生まれる。

殺されたヒノカグツチノカミの体から生まれた神々
マサカヤマツミノカミ - 頭
オドヤマツミノカミ - 胸
オクヤマツミノカミ - 腹
クラヤマツミノカミ - 性器
・シギヤマツミノカミ - 左手
ハヤマツミノカミ - 右手
ハラヤマツミノカミ - 左足
トヤマツミノカミ - 右足

【主な登場場面】
イザナギとイザナミの神産み 何も女神のそんなもんから生まれなくても…

【シギヤマツミノカミを祀る神社】
敷山神社(越前市) - 往古は大社だったが、一向一揆で打ち壊し、江戸中期の火災