大綿津見神(おおわたつみのかみ)
『古事記』において、イザナギとイザナミによる国産み、島産みが終わった後、神産みの八番目に生まれた男神。
日本で最初に現れた海神であり、ワタツミ神の最初で、いわゆるオオワタツミとされ、海幸彦と山幸彦の段で出てくるワタツミと同一神とされる。
竜宮城の王として、オオワタツミにはトヨタマとタマヨリという姉妹の娘がいる。このうち、トヨタマは山幸彦と結婚、ウガヤフキアエズをもうける。タマヨリはウガヤフキアエズと結婚、初代天皇である神武天皇などをもうける。
神武天皇にとって、オオワタツミは祖父であり、曽祖父。
イザナギが黄泉の国から帰って行った禊で生まれる、やはり海の神とされる、ソコツワタツミノカミ、ナカツワタツミノカミ、ウハツワタツミノカミの綿津見神(ワタツミ)と総称される三柱とは別神とされる。
しかし、時に同一神とされ、ワタツミ三神の子であるウツシヒカナサクノミコトが、この神の子とされる場合も見られる。
神産みで生まれた神々
・オオコトオシヲノカミ
・イハツチビコノカミ
・イハスヒメノカミ
・オオトヒワケノカミ
・アメノフキオノカミ
・オオヤビコノカミ
・カザモツワケノオシヲノカミ
・オオワタツミ
・ハヤアキツヒコノカミ - ハヤアキツヒメノカミと結婚し、八柱の子をもうける
・ハヤアキツヒメノカミ - ハヤアキツヒコノカミと結婚し、八柱の子をもうける
・シナツヒコノカミ
・ククノチノカミ
・オオヤマツミ - カヤノヒメノカミと結婚し、八柱の子をもうける
・カヤノヒメノカミ - オオヤマツミと結婚し、八柱の子をもうける
・トリノイハクスブネノカミ
・ヒノカグツチノカミ
【主な登場場面】
・イザナギとイザナミの神産み 何も女神のそんなもんから生まれなくても…
・浦島太郎の原型 - 海幸彦と山幸彦の物語始まる 隼人にいじめられるヤマト?
・竜宮城で結婚! 本来の目的忘れて幸福むさぼる山幸彦と、ちょっとしたトリビア?
・竜宮城の王様に与えられたひみつ道具で、兄・海幸彦を屈服させる弟・山幸彦
【関連記事】
・鹿野田神社 - 和泉式部も療養した不思議な塩の井戸、潮満玉・潮涸玉の潮妙見大神
・ご利益ごとに見る日本の神々 - 健康長寿、金運、開運、出世、交渉、良縁・縁結びなど
・神産み、古事記では35柱と言ってるけど、実際は40柱だったりする、いったい何柱が生まれた?
・神と人を結ぶ「神様の結うとおり」という通りに35柱の神々モニュメント設置 - 兵庫県・淡路島
【オオワタツミを祀る神社】
・海神社 - 神戸の海上守護「綿津見神社」オオワタツミ、神功皇后ゆかりの創建由緒
・穂高神社 - 「日本アルプスの総鎮守」山の神も、御祭神は日本を代表する海神
・二見興玉神社 - 伊勢の神宮の参拝前に“禊のため”に訪れなければならない神社
・加世智神社 - 三重県松阪市、風の神? カザモツワケノオシヲノカミを祀る、漁撈の神
・水神神社(長崎市) - 河童伝承、河童を服従させる河童族を統率した栗隈王の末裔が社家
・潮江天満宮 - 道真の嫡男・高視が、薨去2年後に遺品を創祀、高視はこの地で死去の伝承
・美波多神社 - 新開発の村に勧請された氏神が、元伊勢などを合祀して地元に根付く
・箱崎八幡神社 - 元は式内「月読神社」、合祀や配祀を繰り返す、筥崎宮が勧請元
・太平山三吉神社 - 「けんか梵天」が有名な山の神で、力・勝負・破邪顕正を司る力強い神
・石園座多久虫玉神社 - 第3代安寧天皇の皇居跡に鎮座する古社、通称「竜王宮」の御祭神は?
・春日神社(大分市) - 天平あるいは貞観年間に奈良・春日大社から勧請・創建した古社
・青島神社 - 山幸彦が竜宮城から戻った地、縁結びのご利益と、南国風の御朱印帳が人気
・鹿児島神社(垂水市) - 通称は下宮神社、鹿児島神宮の境界示す末社、枚聞神社からの勧請
・十勝神社 - 北海道、江戸前期に松前藩家老が創祀、近藤重蔵が『東蝦新道記』を献額
・佐波神社(防府市) - 元の金切神社、明治期に四神社を合併して改称した、周防国総社
・大海神社(大阪市) - 山幸彦と海幸彦の龍宮そのものの海の神、住吉大社の境内社・式内社
・住吉神社(鴨居瀬) - 鶏知の元宮? リアス式海岸のど真ん中に鎮座する対馬住吉の元祖
・鹿児島神社(鹿児島市) - 山の手にあるが海神祀る、鹿児島三社で、桜島囲む一社の古社
・厳島神社(釧路市) - 19世紀初頭に安芸から勧請して創祀、釧路一之宮の市民の守護神
・善知鳥神社 - ウトウの伝承や和歌が伝わる青森市発祥の地、9月には「青森うとう祭」
・揖宿神社 - 浜下りで知られる、天智天皇の行幸を機に創祀された開聞新宮九社大明神
・益救神社 - 屋久島に鎮座する式内最南端、益救神太鼓と益々救って下さる神様「救の宮」
・渡海神社 - 奈良期前の創建との説も、銚子・犬吠埼の南端に鎮座、東総御神幸三社の父神
・貝洲加藤神社 - 江戸期の干拓工事成功の神恩に感謝して創建、「せいしょうこ」清正さん
・津守神社 - 江戸期に津守新田に勧請された五社大明神、セレッソ大阪の必勝祈願を執行
・零羊崎神社(石巻市湊) - 応神朝創建の名神大社、近世には「奥州三観音」牧山観音とも
・林神社(明石市) - 赤石に顕現した海神を祀る、羽柴秀吉も観覧、地名由来・雨乞いの社
・豊玉姫神社(南九州市) - 水車からくりで知られる、玉のように美しい子宝に恵まれる神徳
・岩屋神社(明石市) - 成務朝の創祀故事に起源のある「おしゃたか舟神事」が伝わる古社
・飯倉神社(南九州市) - 樹齢1200年の大楠、川辺郷の総鎮守で三所大明神、天智天皇伝承
・伊賀東照宮 - 神託を得て徳川家康や出雲の神など昭和期に奉斎、日光から移植された楓樹
・掛川神社(高知市) - 高知城の鬼門鎮護、土佐山内家ゆかりの地から牛頭天王宮を勧請
・鴻八幡宮 - 甲山に鎮座する、鴻と大蛇が死闘を繰り広げた「鴻の宮」、南北朝期の木製狛犬
・浦宮神社(宮津市) - 丹後国の式内社「宇良神社」の論社、由緒は不詳、御祭神は少童命
・岬神社(稚内市) - 日本最北端のノシャップ岬、江戸期に大時化を乗り切った霊石を奉斎
・志登神社 - もとの伊都国の港、海上から参拝された海神の姫の宮、弥生前期の支石墓群
・新北神社 - 川副三郷の崇廟神、佐賀鍋島藩主家の崇敬、10月秋祭に「三重の獅子舞」
・造田神社(さぬき市) - 平安期に京石清水を勧請した八幡、1000年以上続く釜鳴り神事
・川口神社(亘理町) - 江戸初期に伊達成実が勧請した稲荷、東日本大震災で被災も復興へ
・湊神社(亘理町) - 南北朝期創建、阿武隈川旧河口、川口神社に合祀、鮫乗り十一面観音
・風治八幡宮 - 神功皇后の帰還の御神徳、5月に福岡県の五大祭りの一つ「川渡り神幸祭」
・海神社(豊岡市) - 早くから絹巻神社の相殿、明治期に遷座して現在地に、但馬名神大社
・御崎神社(気仙沼市) - 陸中海岸国立公園に計仙麻大島神と尾崎神を祀る「おさきさん」
・八百富神社 - 三河湾に浮かぶ竹島弁天、平安期に藤原俊成が創建、社叢が天然記念物
・乙和多都美神社 - 神功皇后が奉斎、和多都美神の娘、乙女神2柱を祀る和田津美大明神
・多倍神社(出雲市) - 須佐之男と、八俣大蛇退治の剣の神霊を祀る剣大明神、巨岩・奇岩
・胡簶神社 - コロク、荒海に面して鳥居がある海神の宮、周囲には琴の大イチョウ
・清瀧神社 - 鎌倉初期創建の海の神、四度の津波被害、江戸期の本殿が市文化財
・岐尼神社 - 紀氏・大村市の祖の枳根命、多田源氏、戦国期や江戸期の歴史舞台
・赤日子神社 - 航海守護と養蚕、雨乞いの神、伊勢貢納の三河赤引の糸と関連か
・比自岐神社 - 天皇の殯宮に奉仕した比自岐和気氏の祖神、7月第4日曜日に祇園祭
・海神社(紀の川市) - 海神を祀る社、浦上大明神、地名に残るほどの往時は多数の神田
・海神社(西ノ島町) - 六社大明神、海神二座6柱を祀る、隔年7月船渡御、10月御蒸祭
・浜殿神社 - 江戸前期の元禄までは海岸線に鎮座、参道脇に豊玉彦尊の墓
・若宮神社(南伊豆町) - 三島神の若宮、物忌奈命が鎌倉期に遷座、竹麻三座の一つ
・龍口神社 - 江戸前期の創祀、明治に式内論社で巨岩の「石神社」を合祀
・八代神社(神島町) - 「太陽の道」古墳時代からの御神宝が重文、奇祭ゲーター祭
・尾崎神社(大船渡市) - 奈良末期創建の式内論社、復元された千石船、式年の五年祭
・大國玉神社(松阪市) - 神宮へ若菜を供する若菜御薗の御厨、式内含む八社を合祀
・魚海神社 - 魚が自然と集まって船に飛び込んできて倭姫命が喜ぶ、昭和に復社
・宇留布津神社 - 腹太は潤土を意味する宇留布津の転訛とも、明治合祀、昭和復社
・三先天満宮 - 江戸後期に開発成功祈願で創祀、7月に夏祭り、牛の形をした霊石
・田守神社(伊賀市) - 伊賀臣が祖神を奉斎か、吉田神社の地に遷座、10月に秋祭
・勝手神社(木津川市) - 木津川南岸鎮座の鹿背山明神、境内に国神社合祀の春日社
・月洲神社 - 江戸中期の新田開発、8月例祭に神楽獅子、イスノキ・クスノキの巨木
・和貴宮神社 - 宮津の地名発祥の宮、もとは港跡「波越巌」、北前船で崇敬広がる
・一之宮社(横浜市) - 戦国期に大宮氷川社を勧請、白髯老神、高台からの眺め
・宇奈為神社 - 山間部に海神を祀る、後に熊野権現を勧請、地元では今も十二社神社
・速雨神社 - 雨の宮、海神の父か娘か、八太造の地? 社殿を覆う巨大なクスノキ
・羽浦神社 - もとは八幡、和耶神社など式内二社を合祀、10月に獅子舞など祭礼
・入海神社 - 弟橘姫の遺品漂着、10月におまんと、2月と9月に餅投げ、入海貝塚
・朝立彦神社 - もと護王権現の式内社「阿佐多知比古神社」、枯れない「お亀の池」
・楠郷総社神明社 - 南北朝期に楠山城初代城主が信州を勧請、河曲郡式内の見方も
・若宮八幡宮(白山市) - 頼義の建立、常夜灯、5月例祭では御田植神事と蟇目神事
・海神社(壱岐市) - 「かいじやま」山中に鎮座、神功皇后の時代に奉斎とも
・田土浦坐神社 - 田の浦明神、田之浦は田土浦の誤記? 美しい瀬戸内海の火除の神
・倉賀野神社 - 崇神朝の創祀のクニタマさま、「飯玉縁起」飯玉大明神、飯玉さま
・青海神社(高浜町) - 北西に若狭富士を仰ぐ、飯豊青皇女の創祀とも、柴の実入れ
・矢田神社(京丹後市久美浜町) - 垂仁朝の創祀、神服連海部直の子孫が物部の祖神を祀る
・石井神社(西山町) - 長尾為景を助けた十二明神、9月には神楽「大和舞」奉納
・石積神社(河辺町石立) - 巨岩を祀る石立明神「いしたてさん」、天智朝再興
・小許曽神社 - 後に神明が勧請された西宮三座・東宮二座の五社神明、粥試の神事
・小野神社(益田市) - 小野郷に祖神を祀る、明治初頭に再興、菅原神社など合祀
・石上神社(出雲市) - 宇美社旧地か、津波で霊石が流出も再発見、須佐之男生誕地?
・彌久賀神社 - 美久我林、近世は若一王子権現御社、10月例大祭の神幸に神事大華
・阿須利神社 - 八岐大蛇が「あせった」地とも、風土記所載式内社、10月に秋祭り
【主な御神徳(ご利益)】
水運・海運・造船、水難除け、開運招福
【パズドラ】
・No.1306 ワダツミ
・No.1307 覚醒ワダツミ
【関連キャラ】
・ワタツミ - 竜宮城の王で山幸彦のドラえもん的存在
『古事記』において、イザナギとイザナミによる国産み、島産みが終わった後、神産みの八番目に生まれた男神。
日本で最初に現れた海神であり、ワタツミ神の最初で、いわゆるオオワタツミとされ、海幸彦と山幸彦の段で出てくるワタツミと同一神とされる。
竜宮城の王として、オオワタツミにはトヨタマとタマヨリという姉妹の娘がいる。このうち、トヨタマは山幸彦と結婚、ウガヤフキアエズをもうける。タマヨリはウガヤフキアエズと結婚、初代天皇である神武天皇などをもうける。
神武天皇にとって、オオワタツミは祖父であり、曽祖父。
イザナギが黄泉の国から帰って行った禊で生まれる、やはり海の神とされる、ソコツワタツミノカミ、ナカツワタツミノカミ、ウハツワタツミノカミの綿津見神(ワタツミ)と総称される三柱とは別神とされる。
しかし、時に同一神とされ、ワタツミ三神の子であるウツシヒカナサクノミコトが、この神の子とされる場合も見られる。
神産みで生まれた神々
・オオコトオシヲノカミ
・イハツチビコノカミ
・イハスヒメノカミ
・オオトヒワケノカミ
・アメノフキオノカミ
・オオヤビコノカミ
・カザモツワケノオシヲノカミ
・オオワタツミ
・ハヤアキツヒコノカミ - ハヤアキツヒメノカミと結婚し、八柱の子をもうける
・ハヤアキツヒメノカミ - ハヤアキツヒコノカミと結婚し、八柱の子をもうける
・シナツヒコノカミ
・ククノチノカミ
・オオヤマツミ - カヤノヒメノカミと結婚し、八柱の子をもうける
・カヤノヒメノカミ - オオヤマツミと結婚し、八柱の子をもうける
・トリノイハクスブネノカミ
・ヒノカグツチノカミ
【主な登場場面】
・イザナギとイザナミの神産み 何も女神のそんなもんから生まれなくても…
・浦島太郎の原型 - 海幸彦と山幸彦の物語始まる 隼人にいじめられるヤマト?
・竜宮城で結婚! 本来の目的忘れて幸福むさぼる山幸彦と、ちょっとしたトリビア?
・竜宮城の王様に与えられたひみつ道具で、兄・海幸彦を屈服させる弟・山幸彦
【関連記事】
・鹿野田神社 - 和泉式部も療養した不思議な塩の井戸、潮満玉・潮涸玉の潮妙見大神
・ご利益ごとに見る日本の神々 - 健康長寿、金運、開運、出世、交渉、良縁・縁結びなど
・神産み、古事記では35柱と言ってるけど、実際は40柱だったりする、いったい何柱が生まれた?
・神と人を結ぶ「神様の結うとおり」という通りに35柱の神々モニュメント設置 - 兵庫県・淡路島
【オオワタツミを祀る神社】
・海神社 - 神戸の海上守護「綿津見神社」オオワタツミ、神功皇后ゆかりの創建由緒
・穂高神社 - 「日本アルプスの総鎮守」山の神も、御祭神は日本を代表する海神
・二見興玉神社 - 伊勢の神宮の参拝前に“禊のため”に訪れなければならない神社
・加世智神社 - 三重県松阪市、風の神? カザモツワケノオシヲノカミを祀る、漁撈の神
・水神神社(長崎市) - 河童伝承、河童を服従させる河童族を統率した栗隈王の末裔が社家
・潮江天満宮 - 道真の嫡男・高視が、薨去2年後に遺品を創祀、高視はこの地で死去の伝承
・美波多神社 - 新開発の村に勧請された氏神が、元伊勢などを合祀して地元に根付く
・箱崎八幡神社 - 元は式内「月読神社」、合祀や配祀を繰り返す、筥崎宮が勧請元
・太平山三吉神社 - 「けんか梵天」が有名な山の神で、力・勝負・破邪顕正を司る力強い神
・石園座多久虫玉神社 - 第3代安寧天皇の皇居跡に鎮座する古社、通称「竜王宮」の御祭神は?
・春日神社(大分市) - 天平あるいは貞観年間に奈良・春日大社から勧請・創建した古社
・青島神社 - 山幸彦が竜宮城から戻った地、縁結びのご利益と、南国風の御朱印帳が人気
・鹿児島神社(垂水市) - 通称は下宮神社、鹿児島神宮の境界示す末社、枚聞神社からの勧請
・十勝神社 - 北海道、江戸前期に松前藩家老が創祀、近藤重蔵が『東蝦新道記』を献額
・佐波神社(防府市) - 元の金切神社、明治期に四神社を合併して改称した、周防国総社
・大海神社(大阪市) - 山幸彦と海幸彦の龍宮そのものの海の神、住吉大社の境内社・式内社
・住吉神社(鴨居瀬) - 鶏知の元宮? リアス式海岸のど真ん中に鎮座する対馬住吉の元祖
・鹿児島神社(鹿児島市) - 山の手にあるが海神祀る、鹿児島三社で、桜島囲む一社の古社
・厳島神社(釧路市) - 19世紀初頭に安芸から勧請して創祀、釧路一之宮の市民の守護神
・善知鳥神社 - ウトウの伝承や和歌が伝わる青森市発祥の地、9月には「青森うとう祭」
・揖宿神社 - 浜下りで知られる、天智天皇の行幸を機に創祀された開聞新宮九社大明神
・益救神社 - 屋久島に鎮座する式内最南端、益救神太鼓と益々救って下さる神様「救の宮」
・渡海神社 - 奈良期前の創建との説も、銚子・犬吠埼の南端に鎮座、東総御神幸三社の父神
・貝洲加藤神社 - 江戸期の干拓工事成功の神恩に感謝して創建、「せいしょうこ」清正さん
・津守神社 - 江戸期に津守新田に勧請された五社大明神、セレッソ大阪の必勝祈願を執行
・零羊崎神社(石巻市湊) - 応神朝創建の名神大社、近世には「奥州三観音」牧山観音とも
・林神社(明石市) - 赤石に顕現した海神を祀る、羽柴秀吉も観覧、地名由来・雨乞いの社
・豊玉姫神社(南九州市) - 水車からくりで知られる、玉のように美しい子宝に恵まれる神徳
・岩屋神社(明石市) - 成務朝の創祀故事に起源のある「おしゃたか舟神事」が伝わる古社
・飯倉神社(南九州市) - 樹齢1200年の大楠、川辺郷の総鎮守で三所大明神、天智天皇伝承
・伊賀東照宮 - 神託を得て徳川家康や出雲の神など昭和期に奉斎、日光から移植された楓樹
・掛川神社(高知市) - 高知城の鬼門鎮護、土佐山内家ゆかりの地から牛頭天王宮を勧請
・鴻八幡宮 - 甲山に鎮座する、鴻と大蛇が死闘を繰り広げた「鴻の宮」、南北朝期の木製狛犬
・浦宮神社(宮津市) - 丹後国の式内社「宇良神社」の論社、由緒は不詳、御祭神は少童命
・岬神社(稚内市) - 日本最北端のノシャップ岬、江戸期に大時化を乗り切った霊石を奉斎
・志登神社 - もとの伊都国の港、海上から参拝された海神の姫の宮、弥生前期の支石墓群
・新北神社 - 川副三郷の崇廟神、佐賀鍋島藩主家の崇敬、10月秋祭に「三重の獅子舞」
・造田神社(さぬき市) - 平安期に京石清水を勧請した八幡、1000年以上続く釜鳴り神事
・川口神社(亘理町) - 江戸初期に伊達成実が勧請した稲荷、東日本大震災で被災も復興へ
・湊神社(亘理町) - 南北朝期創建、阿武隈川旧河口、川口神社に合祀、鮫乗り十一面観音
・風治八幡宮 - 神功皇后の帰還の御神徳、5月に福岡県の五大祭りの一つ「川渡り神幸祭」
・海神社(豊岡市) - 早くから絹巻神社の相殿、明治期に遷座して現在地に、但馬名神大社
・御崎神社(気仙沼市) - 陸中海岸国立公園に計仙麻大島神と尾崎神を祀る「おさきさん」
・八百富神社 - 三河湾に浮かぶ竹島弁天、平安期に藤原俊成が創建、社叢が天然記念物
・乙和多都美神社 - 神功皇后が奉斎、和多都美神の娘、乙女神2柱を祀る和田津美大明神
・多倍神社(出雲市) - 須佐之男と、八俣大蛇退治の剣の神霊を祀る剣大明神、巨岩・奇岩
・胡簶神社 - コロク、荒海に面して鳥居がある海神の宮、周囲には琴の大イチョウ
・清瀧神社 - 鎌倉初期創建の海の神、四度の津波被害、江戸期の本殿が市文化財
・岐尼神社 - 紀氏・大村市の祖の枳根命、多田源氏、戦国期や江戸期の歴史舞台
・赤日子神社 - 航海守護と養蚕、雨乞いの神、伊勢貢納の三河赤引の糸と関連か
・比自岐神社 - 天皇の殯宮に奉仕した比自岐和気氏の祖神、7月第4日曜日に祇園祭
・海神社(紀の川市) - 海神を祀る社、浦上大明神、地名に残るほどの往時は多数の神田
・海神社(西ノ島町) - 六社大明神、海神二座6柱を祀る、隔年7月船渡御、10月御蒸祭
・浜殿神社 - 江戸前期の元禄までは海岸線に鎮座、参道脇に豊玉彦尊の墓
・若宮神社(南伊豆町) - 三島神の若宮、物忌奈命が鎌倉期に遷座、竹麻三座の一つ
・龍口神社 - 江戸前期の創祀、明治に式内論社で巨岩の「石神社」を合祀
・八代神社(神島町) - 「太陽の道」古墳時代からの御神宝が重文、奇祭ゲーター祭
・尾崎神社(大船渡市) - 奈良末期創建の式内論社、復元された千石船、式年の五年祭
・大國玉神社(松阪市) - 神宮へ若菜を供する若菜御薗の御厨、式内含む八社を合祀
・魚海神社 - 魚が自然と集まって船に飛び込んできて倭姫命が喜ぶ、昭和に復社
・宇留布津神社 - 腹太は潤土を意味する宇留布津の転訛とも、明治合祀、昭和復社
・三先天満宮 - 江戸後期に開発成功祈願で創祀、7月に夏祭り、牛の形をした霊石
・田守神社(伊賀市) - 伊賀臣が祖神を奉斎か、吉田神社の地に遷座、10月に秋祭
・勝手神社(木津川市) - 木津川南岸鎮座の鹿背山明神、境内に国神社合祀の春日社
・月洲神社 - 江戸中期の新田開発、8月例祭に神楽獅子、イスノキ・クスノキの巨木
・和貴宮神社 - 宮津の地名発祥の宮、もとは港跡「波越巌」、北前船で崇敬広がる
・一之宮社(横浜市) - 戦国期に大宮氷川社を勧請、白髯老神、高台からの眺め
・宇奈為神社 - 山間部に海神を祀る、後に熊野権現を勧請、地元では今も十二社神社
・速雨神社 - 雨の宮、海神の父か娘か、八太造の地? 社殿を覆う巨大なクスノキ
・羽浦神社 - もとは八幡、和耶神社など式内二社を合祀、10月に獅子舞など祭礼
・入海神社 - 弟橘姫の遺品漂着、10月におまんと、2月と9月に餅投げ、入海貝塚
・朝立彦神社 - もと護王権現の式内社「阿佐多知比古神社」、枯れない「お亀の池」
・楠郷総社神明社 - 南北朝期に楠山城初代城主が信州を勧請、河曲郡式内の見方も
・若宮八幡宮(白山市) - 頼義の建立、常夜灯、5月例祭では御田植神事と蟇目神事
・海神社(壱岐市) - 「かいじやま」山中に鎮座、神功皇后の時代に奉斎とも
・田土浦坐神社 - 田の浦明神、田之浦は田土浦の誤記? 美しい瀬戸内海の火除の神
・倉賀野神社 - 崇神朝の創祀のクニタマさま、「飯玉縁起」飯玉大明神、飯玉さま
・青海神社(高浜町) - 北西に若狭富士を仰ぐ、飯豊青皇女の創祀とも、柴の実入れ
・矢田神社(京丹後市久美浜町) - 垂仁朝の創祀、神服連海部直の子孫が物部の祖神を祀る
・石井神社(西山町) - 長尾為景を助けた十二明神、9月には神楽「大和舞」奉納
・石積神社(河辺町石立) - 巨岩を祀る石立明神「いしたてさん」、天智朝再興
・小許曽神社 - 後に神明が勧請された西宮三座・東宮二座の五社神明、粥試の神事
・小野神社(益田市) - 小野郷に祖神を祀る、明治初頭に再興、菅原神社など合祀
・石上神社(出雲市) - 宇美社旧地か、津波で霊石が流出も再発見、須佐之男生誕地?
・彌久賀神社 - 美久我林、近世は若一王子権現御社、10月例大祭の神幸に神事大華
・阿須利神社 - 八岐大蛇が「あせった」地とも、風土記所載式内社、10月に秋祭り
【主な御神徳(ご利益)】
水運・海運・造船、水難除け、開運招福
【パズドラ】
・No.1306 ワダツミ
・No.1307 覚醒ワダツミ
【関連キャラ】
・ワタツミ - 竜宮城の王で山幸彦のドラえもん的存在
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