大戸日別神(おおとひわけのかみ)

『古事記』において、イザナギイザナミによる国産み、島産みが終わった後、神産みの四番目に生まれた神。

家宅六神(かたくろくしん)の三番目の神。

「大戸」は家の出入口のこと。

神産みで生まれた神々
オオコトオシヲノカミ
イハツチビコノカミ
イハスヒメノカミ
・オオトヒワケノカミ
アメノフキオノカミ
オオヤビコノカミ
カザモツワケノオシヲノカミ
オオワタツミ
ハヤアキツヒコノカミ - ハヤアキツヒメノカミと結婚し、八柱の子をもうける
ハヤアキツヒメノカミ - ハヤアキツヒコノカミと結婚し、八柱の子をもうける
シナツヒコノカミ
ククノチノカミ
オオヤマツミ - カヤノヒメノカミと結婚し、八柱の子をもうける
カヤノヒメノカミ - オオヤマツミと結婚し、八柱の子をもうける
トリノイハクスブネノカミ
ヒノカグツチノカミ

家宅六神(かたくろくしん)
イハツチビコノカミ - 家の材料である石と土
イハスヒメノカミ - 家の材料である石と土
・オオトヒワケノカミ - 家の出入口
アメノフキオノカミ - 屋根を葺く動作
オオヤビコノカミ - 葺き終わった屋根
カザモツワケノオシヲノカミ - 暴風から家を守る

【主な登場場面】
イザナギとイザナミの神産み 何も女神のそんなもんから生まれなくても…

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