神武天皇の東遷において、熊野でピンチに遭遇、高天原のアマテラスやタケミカヅチの協力を得て何とか危機を潜り抜けた一行は、さらに先に進もうとすると、高木神(=高御産巣日神(たかみむすひのかみ=タカミムスヒノカミ))の声がどこからともなく聞こえて来て、「この先は危険がいっぱい、八咫烏(やたがらす)を遣わすよーん」と言って飛んできたのが八咫烏。八咫烏は神武天皇一行を順調に道案内。その時自画自賛的に、八咫烏がつぶやいたと思われる一言。
八咫烏が来てからというもの、神武天皇の一行は強敵に遭遇することなく、すべてが大人しい国つ神の面々。すべてスムーズに恭順していき、何の苦労もありません。八咫烏さまさま、天狗になるのも無理ありません。カラスですが。
サッカー日本代表のエンブレムとしても使用されている八咫烏。神武天皇の東遷の時のように、サッカー日本代表をW杯優勝に導いてくれ!
【この一言の出典】
・便利な道案内・八咫烏が登場 熊野から大和に進出する神武天皇
・八咫烏 - ぶっちゃけ古事記のタグ
・8.神武天皇 - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ
・八咫烏「こっち、こっち!」
・八咫烏「おっと、こっちはやべ~」
【関連キャラ】
・八咫烏 - 三本足じゃねーよ 便利な道案内のカラス
・神武天皇 - 初代は血筋が良い、おっとり貴公子?
【古事記の神・人辞典】
・タカミムスヒノカミ - 造化の三神、別天津神の一柱。
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