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古事記にはジブリ『もののけ姫』に出てくるイノシシの神様おっことぬし様のような動物神がたびたび出てきますが、これはその二度目の登場シーン。東国遠征を終えたヤマトタケルは尾張(現 愛知県)に戻り、結婚の約束を取り交わしていたミヤズと、ミヤズ生理の中、初夜を迎え、開けてその翌日、思い立って伊吹山の神退治に向かいます。東国遠征という大事業を成し遂げ、ミヤズとのチョメチョメも良かったのか、調子に乗ったヤマトタケルはミヤズのところに愛剣の草薙の剣を置いて出かけるという舐めっぷり。途中であったイノシシに「オマエは神の使いだろう、帰りにでも相手してやる」と言って通り過ぎましたが、その際おっことぬし様がキレて放ったと思われる一言がこれ。この一言通り、神の逆鱗に触れたヤマトタケルは伊吹山で瀕死の重傷を負い、この傷がもとで結局は帰らぬ人となります。

【この一言の出典】
舐めてかかった伊吹山の神退治 - ヤマトタケル不覚、瀕死の重傷を負う

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11.ヤマトタケル - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ

ヤマトタケル「かるーく、ひねり飛ばしちゃうよ~」
おっことぬし「おまんら、行かせねーよっ」 - 香坂王と忍熊王に対して
おっことぬし「あんま調子こくでねーどっ」 - 雄略天皇に対して

【関連キャラ】
おっことぬし - 古事記に時々登場するイノシシな神
ヤマトタケル - はっちゃけ皇子の英雄譚、最期は?