少名毘古那神(すくなびこなのかみ=スクナビコナ)縦480px

女の尻ばかり追いかけていないで国造りしようと考えていたオオクニヌシの前に現れた謎の神。みんなで名前を聞いたが、答えてくれない。ヒキガエルからヒントをもらい、案山子に聞いて、その父親(カミムスヒノカミ=造化の三神)を突き止めたらスクナビコナという神だということが確認できました。スクナビコナが葦原の中つ国(日本)の神々に名前を聞かれた時に心でつぶやいたと思われる一言。名を名乗るということは支配されることを意味したはずですので、スクナビコナもおいそれとは告げられなかった、ということでしょうか。オオクニヌシの国造りに協力したスクナビコナは、オオクニヌシと対等の関係を保持したことを暗示しているのかもしれません。

【この一言の出典】
国譲りの前の国造り オオクニヌシ、スクナビコナと協力してまじめに働く

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4.オオクニヌシ - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ

オオクニヌシ「仕事もまじめにしよっ」
カミムスヒノカミ「うん、私が産んだ子」
カミムスヒノカミ「あなたたち、今日から兄弟ね」

【関連キャラ】
スクナビコナ - 国造り、オオクニヌシの相方は謎な神?
カミムスヒノカミ - 国つ神を影から支える神の中の神

【古事記の神・人辞典】
スクナビコナ