垂仁天皇の第四皇女で、ヤマトタケルの叔母に当たるヤマトヒメが、伊勢でヤマトタケルから父(景行天皇)との関係で悩みを打ち明けられた時に心の中でつぶやいたと思われる一言。「叔母ちゃん~、父ちゃんはさ、オレに死んでもらいたいのかな。西に行って戦ってきたのに、帰ってくるとすぐ今度は東に行けって。しかもろくに兵士も授けてくれないで」。確かに景行天皇は、兄を呼んできてと言っただけなのに、弟のヤマトタケルは兄を凹にして殺害してしまった、その荒々しさを恐れて遠ざけていたので、ヤマトタケルの言葉はそのまま真実だったのですが。そこでヤマトヒメはヤマトタケルを憐れんで、草薙の剣とフシギ袋を授けることにします。
【この一言の出典】
・父に疎まれるヤマトタケルが東国へ 相模で危機一髪 叔母ちゃんに助けられる
・ヤマトヒメ - ぶっちゃけ古事記のタグ
・11.ヤマトタケル - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ
・景行天皇「今度は東ね、はよ行け」
・ヤマトタケル「親父、オレのこと嫌いなのかな…」
【関連キャラ】
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【古事記の神・人辞典】
・ヤマトヒメ
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