雄略天皇がワカクサカの嫁取りに向かっている最中、天皇の御殿のような鰹木の立派な家を見つけた時に放った一言。まあ、少し前の言い方では不敬罪でしょうか。志幾の大県主の家でしたが、躊躇なく、燃やせ、と命じます。驚いた大県主は天皇の前に出てひざまずいて詫びを入れます。その時献上された珍しい犬に免じて、雄略天皇は放火を取り止めさせます。その犬を、雄略天皇はワカクサカへの贈り物とします。ほとんど恐喝して得た犬を新妻への贈り物にするあたり、ちゃっかりしている、というかなんと言うか。雄略天皇の性格の一端がうかがえるエピソードです。
【この一言の出典】
・雄略天皇「あの家、気に入らね、燃やせ」 嫁取りで早くエッチしたくて歌った歌
・雄略天皇 - ぶっちゃけ古事記のタグ
・18.雄略天皇 - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ
【関連キャラ】
・雄略天皇 - 古事記後半の主役は、傍若無人な暴君
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