雄略天皇がいとこの市辺押歯王(いちのべおしはのみこ)と一緒に狩りに行った時、市辺押歯王を問答無用で殺害した時に放ったと思われる一言。一緒に狩りに行き、それぞれ仮宮を立てて一晩休息した二人。早く起き出した市辺押歯王は狩りの準備をして、雄略天皇の仮宮に来て、側に仕えているものに、「まだ寝てるの? もう夜はとっくに明けているから早く起きて来いよ。狩りに行っちゃうよ~」と声をかけて出発しました。近臣はそれを雄略天皇に「すっげーぶれーだったから、気を付けてね」と告げます。準備を整えた雄略天皇は出発、すぐに市辺押歯王に追いつき、本当に問答無用でぶっ殺してしまいました。うーん、恐い。この時、市辺押歯王の二人の息子は父の境遇を知り、逃げ出します。後の顕宗天皇(袁祁王(をけのみこ=弟))と仁賢天皇(意祁王(おおけのみこ=兄)です。
【この一言の出典】
・いとこの無礼にキレてソッコー殺っちゃった雄略天皇 逃げる二人の御子
・雄略天皇 - ぶっちゃけ古事記のタグ
・18.雄略天皇 - ぶっちゃけ古事記のカテゴリ
・顕宗天皇「ソッコー惨殺って…パネー」
・仁賢天皇「こわっ、早く逃げよっ」
【関連キャラ】
・雄略天皇 - 古事記後半の主役は、傍若無人な暴君
・顕宗天皇 - 父の復讐に燃え、雄略陵破壊を目論む激情家
・仁賢天皇 - 引っ込み思案も冷静な頭脳で弟の汚名を救う
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