仁徳天皇がまだ即位前、大雀命（おおさざきのみこと）と呼ばれていた時、吉野の有力者が大雀命が佩いている剣がカッコええーという歌を歌ったのを聞いた時に、大雀命がつぶやいたと思われる一言。応神天皇編のこの一遍、イミフ。まだ父・応神天皇が存命なのに、その皇子（皇太子でもない）を褒めそやす歌が吉野から聞こえてくる、という状況は、応神天皇にとっても、皇太子・宇遅能和紀郎子（うじのわきのいらつこ＝和紀郎子）にとってもプレッシャーになったことでしょう。

【この一言の出典】
・応神天皇の皇子が佩いている剣がかっこええ―、と吉野で評判になった歌

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【収録歌】
・吉野の有力者たち、即位前の仁徳天皇の佩いている剣がかっこえーと歌った歌

【関連キャラ】
・仁徳天皇 - 古事記中盤の主役はやはり女好きの御仁
・和紀郎子 - 応神皇太子は、貴公子然として朗らかな皇子