SANSPO.COMは5月16日、『八嶋智人、奈良訪問のススメ力説「生きるためのヒントいっぱい」』と題する記事を掲載しました。それによれば、奈良県出身の俳優、八嶋智人(43)さんが15日、東京・六本木ヒルズで行われた奈良県観光キャンペーン「1300年のこころ、見つけました」のイベントに参加、「古事記には現代にも通じるさまざまな愛の形の物語がたくさん詰まっている」と力説されたようです。
八嶋智人さんといえば、テレビに映画に大活躍。独特の存在感とユーモア感で、ギュッと締める脇役というイメージがあります。もちろん良い意味で。テレビで見かけると気になる存在です。奈良県のご出身とは知りませんでした。
さて、ご指摘された「古事記には現代にも通じるさまざまな愛の形の物語がたくさん詰まっている」という部分、全くその通りだと思います。
そこで、ぶっちゃけ古事記風に列挙したいと思います。
・イザナギとイザナミによる結婚、合体で島産み、国産み、神産み。死別と離婚[本文]
・スサノヲ、ヤマタノオロチを退治、なでしこクシナダちゃんをゲット[本文]
・オオクニヌシ、因幡の白兎を助けて結婚したいNO.1女神ヤガミから求婚される[本文]
・オオクニヌシ、黄泉の国に行ってスサノヲ娘スセリと両想い一目惚れ、即結婚[本文]
・オオクニヌシ、越の国の美女ヌナカワを夜這いしに行ってゲット[本文]
・アメノワカヒコ、オオクニヌシ娘シタテルに一目惚れして高天原を裏切る[本文]
・アメノウズメ、史上初の国際結婚として認定されているサルタヒコと結婚[本文]
・天孫ニニギ、サクヤを一目惚れしてゲットも、お腹の子を疑う[本文]
・天孫ニニギ、サクヤ姉イワナガをブサイクとして実家に戻す[本文]
・天孫ニニギの息子・山幸彦、竜宮城の姫トヨタマと出会い、結婚[本文]
・山幸彦の息子・ウガヤフキアエズ、母の妹タマヨリと結婚、神武天皇をもうける[本文]
・神武天皇、イスケヨリを紹介され嫁取り、ラブ・ロマンスに発展[本文]
・神武天皇の前妻の子、父の皇后イスケヨリを略奪愛、反逆ばれて討伐される[本文]
・オオモノヌシ、美女と評判のイクタマの寝室に忍び込んで寝とって孕ませて[本文]
・垂仁天皇の皇后サオ、実兄のサオビコと禁断の兄妹愛、垂仁天皇はNTRされる[本文]
・垂仁天皇、再度の嫁取りで四姉妹の中のマトノなど二人「ブサイク」と拒否[本文]
・景行天皇、息子に自分の妃を横取りNTRされる[本文]
・ヤマトタケル、妻オトタチバナと辛苦を共にし、その犠牲に感涙[本文]
・ヤマトタケル、生理中の新妻ミヤズと大らかな初夜を迎える[本文]
・応神天皇、「エェ体しているな~」と感嘆したヤカワエをゲット[本文]
・仁徳天皇、父・応神天皇が探してきた美女カミナガを譲り受け、楽しむ[本文]
・新羅の王子、ひょんなことからゲットした日本人妻に虐待して逃げられる[本文]
・兄弟で美女神を奪えるかどうか賭け合う神々 約束反故には天罰があるよ[本文]
・仁徳天皇、皇后イワノを恐れ逃げた姫クロを吉備まで追いかけて逢瀬を楽しむ[本文]
・仁徳天皇、恐妻イワノが留守中にヤタノと浮気、発覚してイワノは家出[本文]
・仁徳天皇、ヤタノの同母妹メドリにも目をつけるが、拒否られて反逆される[本文]
・カルミコとカルノ、禁断の同母兄妹愛 古事記及び日本古代史上最大の悲恋[本文]
・安康天皇、自分で誅殺したいとこの嫁ナガタノをゲット でも暗殺される[本文]
・雄略天皇、許嫁ワカクサカと待たされた挙句にようやくゴールイン[本文]
・雄略天皇、美童女アカイコに「大人になったら呼んでやる」と言ったまま、、[本文]
・雄略天皇、吉野への行幸で出会い、目をつけた乙女と即合体[本文]
・雄略天皇、妃ヲドヒメをゲットして公衆の面前で手コキを強要[本文]
・熟女好き? 顕宗天皇、恩人の媼を毎日召して労り続け、その別れを惜しむ[本文]
おおよそ以上となります。
本当に現代にあってもおかしくない物語ばかり。もちろん、時代的に殺し合いなど、血なまぐさい点などは現代ではあまり想像できない部分などもありますが、そのバリエーションの豊富なこと。
古事記が日本の聖典であれば、日本は恋バナ咲き乱れる「恋の国」とも言えそうです。
とにかく、現代の物語の原型がそこにある、という感じでしょうか。世界に誇れる、現代につながるラブロマンス・オペラ、それが古事記なのです。
さて、SANSPO.COMの記事にもありましたが、奈良市の奈良県立美術館で10月18日から、日本現存最古の書物「古事記」の特別展を開催するとのこと。以前紹介した「大古事記展」のことですね。今回のイベントもそうなのでしょうが、各種プロモーションに熱が入り始めているようです。開催、待ち遠しいですね。
【関連記事】
・日本が世界に誇る、古代ラブロマンス・オペラへようこそ - ぶっちゃけ古事記本文の目次
・古事記に収録されている歌113首 一首一首の歌ごとの索引、リンク集
・【古事記を彩る姫たち】ほとばしる美しさで、男どもをメロメロにする女子たち
・【古事記の傾向と対策】“合体”が多すぎないか、古事記 「だが、それがイイ!」
八嶋智人さんといえば、テレビに映画に大活躍。独特の存在感とユーモア感で、ギュッと締める脇役というイメージがあります。もちろん良い意味で。テレビで見かけると気になる存在です。奈良県のご出身とは知りませんでした。
さて、ご指摘された「古事記には現代にも通じるさまざまな愛の形の物語がたくさん詰まっている」という部分、全くその通りだと思います。
そこで、ぶっちゃけ古事記風に列挙したいと思います。
・イザナギとイザナミによる結婚、合体で島産み、国産み、神産み。死別と離婚[本文]
・スサノヲ、ヤマタノオロチを退治、なでしこクシナダちゃんをゲット[本文]
・オオクニヌシ、因幡の白兎を助けて結婚したいNO.1女神ヤガミから求婚される[本文]
・オオクニヌシ、黄泉の国に行ってスサノヲ娘スセリと両想い一目惚れ、即結婚[本文]
・オオクニヌシ、越の国の美女ヌナカワを夜這いしに行ってゲット[本文]
・アメノワカヒコ、オオクニヌシ娘シタテルに一目惚れして高天原を裏切る[本文]
・アメノウズメ、史上初の国際結婚として認定されているサルタヒコと結婚[本文]
・天孫ニニギ、サクヤを一目惚れしてゲットも、お腹の子を疑う[本文]
・天孫ニニギ、サクヤ姉イワナガをブサイクとして実家に戻す[本文]
・天孫ニニギの息子・山幸彦、竜宮城の姫トヨタマと出会い、結婚[本文]
・山幸彦の息子・ウガヤフキアエズ、母の妹タマヨリと結婚、神武天皇をもうける[本文]
・神武天皇、イスケヨリを紹介され嫁取り、ラブ・ロマンスに発展[本文]
・神武天皇の前妻の子、父の皇后イスケヨリを略奪愛、反逆ばれて討伐される[本文]
・オオモノヌシ、美女と評判のイクタマの寝室に忍び込んで寝とって孕ませて[本文]
・垂仁天皇の皇后サオ、実兄のサオビコと禁断の兄妹愛、垂仁天皇はNTRされる[本文]
・垂仁天皇、再度の嫁取りで四姉妹の中のマトノなど二人「ブサイク」と拒否[本文]
・景行天皇、息子に自分の妃を横取りNTRされる[本文]
・ヤマトタケル、妻オトタチバナと辛苦を共にし、その犠牲に感涙[本文]
・ヤマトタケル、生理中の新妻ミヤズと大らかな初夜を迎える[本文]
・応神天皇、「エェ体しているな~」と感嘆したヤカワエをゲット[本文]
・仁徳天皇、父・応神天皇が探してきた美女カミナガを譲り受け、楽しむ[本文]
・新羅の王子、ひょんなことからゲットした日本人妻に虐待して逃げられる[本文]
・兄弟で美女神を奪えるかどうか賭け合う神々 約束反故には天罰があるよ[本文]
・仁徳天皇、皇后イワノを恐れ逃げた姫クロを吉備まで追いかけて逢瀬を楽しむ[本文]
・仁徳天皇、恐妻イワノが留守中にヤタノと浮気、発覚してイワノは家出[本文]
・仁徳天皇、ヤタノの同母妹メドリにも目をつけるが、拒否られて反逆される[本文]
・カルミコとカルノ、禁断の同母兄妹愛 古事記及び日本古代史上最大の悲恋[本文]
・安康天皇、自分で誅殺したいとこの嫁ナガタノをゲット でも暗殺される[本文]
・雄略天皇、許嫁ワカクサカと待たされた挙句にようやくゴールイン[本文]
・雄略天皇、美童女アカイコに「大人になったら呼んでやる」と言ったまま、、[本文]
・雄略天皇、吉野への行幸で出会い、目をつけた乙女と即合体[本文]
・雄略天皇、妃ヲドヒメをゲットして公衆の面前で手コキを強要[本文]
・熟女好き? 顕宗天皇、恩人の媼を毎日召して労り続け、その別れを惜しむ[本文]
おおよそ以上となります。
本当に現代にあってもおかしくない物語ばかり。もちろん、時代的に殺し合いなど、血なまぐさい点などは現代ではあまり想像できない部分などもありますが、そのバリエーションの豊富なこと。
古事記が日本の聖典であれば、日本は恋バナ咲き乱れる「恋の国」とも言えそうです。
とにかく、現代の物語の原型がそこにある、という感じでしょうか。世界に誇れる、現代につながるラブロマンス・オペラ、それが古事記なのです。
さて、SANSPO.COMの記事にもありましたが、奈良市の奈良県立美術館で10月18日から、日本現存最古の書物「古事記」の特別展を開催するとのこと。以前紹介した「大古事記展」のことですね。今回のイベントもそうなのでしょうが、各種プロモーションに熱が入り始めているようです。開催、待ち遠しいですね。
【関連記事】
・日本が世界に誇る、古代ラブロマンス・オペラへようこそ - ぶっちゃけ古事記本文の目次
・古事記に収録されている歌113首 一首一首の歌ごとの索引、リンク集
・【古事記を彩る姫たち】ほとばしる美しさで、男どもをメロメロにする女子たち
・【古事記の傾向と対策】“合体”が多すぎないか、古事記 「だが、それがイイ!」
コメント