■比売多多良伊須須気余理比売（ひめたたらいすけよりひめ）

東遷完了後の初代天皇・神武天皇が改めて嫁取りした際に選ばれた皇后。二代天皇・綏靖天皇の母。

母親がうんこしている時に、オオモノヌシが化けた赤い矢が女陰に突き刺さったことで誕生する、というスカトロ的な出生譚を持つ、絶世の美女。

当初名前が出生譚にちなんで（うんこ、の方ではなく、）「ほとたたらいすすきひめ」となっていたが、ほと＝女陰を嫌って、比売多多良伊須須気余理比売（ひめたたらいすけよりひめ＝イスケヨリ）に改名。

「ホトと呼ばないで！」という名言を残す（？）

神武天皇がイスケヨリとの合体を楽しんで述懐した歌を送られている。

神武天皇の死後、神武天皇の前の妻との子タギシミミと結婚させられる。そのタギシミミが、神武天皇とイスケヨリの子どもたちを殺そうとしたので、イスケヨリは自分の子どもたちに危険を知らせる歌を歌う。

子どもたちは先手を打って、タギシミミを殺る。タギシミミを討ち取ったのが後の第二代・綏靖天皇。

【関連キャラ】
・神武天皇 - 初代は血筋が良い、おっとり貴公子？
・綏靖天皇 - 母を強奪した仇を躊躇なく殺っちゃう天皇
・カムヤイミミ - 心優しき神武天皇の皇子、古事記の祖
・大久米命 - 神武の片腕は斜に構えた万能の自信家
・オオモノヌシ - 祟ると寝取るの神様は三輪山のドン 
・タギシミミ - 神武皇后を略奪愛、史上初めての反逆

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【パワースポット】
・率川神社 - 古事記一の美女イスケヨリの御利益、内面・容貌とも磨きがかかる

【一言切り取り】
・イスケヨリ「お母様のことは、言わないで！」
・イスケヨリ「ホトって、言わないでっ」
・イスケヨリ「夫亡くして、義理の息子と結婚って…」

【収録歌】
・イスケヨリ、大久米命の目の入墨を不思議に思って聞いた歌
・イスケヨリ、息子たちにピンチが迫っている時に歌った歌
・イスケヨリ、息子たちのピンチに、その危機を知らせるための歌

【古事記の神・人辞典】
・イスケヨリ

【関連カテゴリ】
・8.神武天皇

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