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【キャラ設定】最初の登場はアメノワカヒコが一目惚れしたオオクニヌシの娘、という地の文だけで、イメージが付きづらいところがありましたが、和歌の祖というのも考慮して、少し遠くを見据えている娘、ということを意識しました。

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オオクニヌシの娘。母親は宗像三女神の一柱タキリ。

葦原の中つ国に住んでいたが、急にやって来た高天原のアメノワカヒコに見初められ、即結婚。しかし、アメノワカヒコは高天原に葦原の中つ国の平定を命じられていた。。

シタテルに夢中のアメノワカヒコは高天原を裏切り、葦原の中つ国をシタテルとともに自分のものにしようとするが、それを察知した高天原に暗殺される。

夫が殺され、嘆き悲しむシタテル。葬式をしようとしたところ、高天原にいるアメノワカヒコの親族も参列することに。

また、シタテルの兄で、アメノワカヒコの親友だったアヂスキタカヒコネも列席。

しかし、アヂスキタカヒコネを見た高天原のアメノワカヒコの親族が、「アメノワカヒコは生きていた。ここにいるじゃないか!」と勘違い、アヂスキタカヒコネがキレて「汚い死者と間違うな!」と怒鳴ると葬式をめちゃくちゃにし、どこかに飛んでいく。

残ったシタテルは去っていく兄アヂスキタカヒコネを見て歌う。この歌が夷振(ひなぶり)と呼ばれ、スサノヲと並び、和歌の祖とされる。

【関連キャラ】
オオクニヌシ - 国つ神のドンは破天荒な女好き
アメノワカヒコ - シタテルに一目惚れ、高天原を裏切る

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【パワースポット】
倭文神社 - シタテルにあやかり、意中の人に一目惚れされ、美声アップ?

【一言切り取り】
シタテル「ちょっと、、カッコいいかも…」
シタテル「傷心…」
シタテル「そっとしてくださらない?」

【収録歌】
シタテル、夫の葬式をめちゃくちゃにして飛び去った兄を思う歌

【古事記の神・人辞典】
シタテル

【関連カテゴリ】
5.葦原中国平定

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