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【キャラ設定】オオクニヌシを虜にした、男をメロメロにする色っぽさを優先させました。単純に色っぽい娘にする、というよりは、こんな娘に「乳房を優しく包んで、手をぎゅっと握って」と言われたら、と考えた上での表現となりました。

沼河比売(ぬなかわひめ=ヌナカワ)縦500px■沼河比売(ぬなかわひめ=ヌナカワ)

越の国(現 新潟県)評判の美女神。

その噂に食いついてきたのが女好きオオクニヌシ。オオクニヌシから求愛される。

「全国にたくさん女作っているけど~ 越の国にも美女がいるって聞いたから~ 夜這いに来たよ~ まだズボン穿いているけど~ 悶えているよ~」(日本初の恋歌)。

これに対するヌナカワの返歌は、「今はそういう気分じゃないのよね~ 今度また楽しもうね~」。

しかしそのすぐ後のヌナカワの歌は、「さわやかにやって来て、私の乳房を優しく包んで、手をぎゅっと握って、包み込んでね~ 楽しい恋しましょ!」。

その日はオオクニヌシ、我慢して、次の日、二人は合体しましたとさ。

オオクニヌシとの間に、国譲りで登場してくるタケミナカタをもうけたとされる。

古事記の流れとしては、オオクニヌシ正妻スセリの嫉妬の的がこのヌナカワ。

【関連キャラ】
オオクニヌシ - 国つ神のドンは破天荒な女好き
タケミナカタ - 暴れん坊のオオクニヌシ次男、敗退

【パワースポット】
能生白山神社 - 古事記の恋愛劇ヒロインの一人、ヌナカワにあやかる

【古事記・四コマ劇場】
オオクニヌシの遍歴:12.夜這編

【一言切り取り】
ヌナカワ「もすこし、待って…」
ヌナカワ「乳房を優しく包んでください…」
ヌナカワ「楽しい、恋愛しよっ」
ヌナカワ「人生、楽しもう!」
ヌナカワ「手を、ぎゅっと握って、絡めてください…」
ヌナカワ「やさしく、してください…」

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【古事記の神・人辞典】
ヌナカワ

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