八上比売(やがみひめ=ヤガミ)縦480px
【キャラ設定】結婚したいNO.1美女神、ということで、色っぽさや可憐さ、可愛さなどの要素をどのように配分するか、あるいはどれか一方に偏るのかを考えましたが、やはり、オオクニヌシLOVEなのに正妻スセリに遠慮して実家に帰る、という点に鑑みて、案分してみました。

八上比売(やがみひめ=ヤガミ)縦500px■八上比売(やがみひめ=ヤガミ)

結婚したいNO.1女神。

オオクニヌシの兄・八十神(やそがみ)が求婚するが、ウサギを八十神はいじめ、オオクニヌシが助けたため、「八十神とは結婚しません。オオクニヌシ様と結婚します。 キリッ」と言って、オオクニヌシはそれを逆恨みした八十神にソッコー凹にされ、殺される。

復活したオオクニヌシが黄泉の国行ったりして、八十神にリベンジを果たした頃には、すでにオオクニヌシに新しい女(スセリ)ができ、ショック。

しかもその女、正妻になって、嫉妬深くて、チョーおっかない、ということで、オオクニヌシとの子供を産んだら、その子供を木の俣に刺して置いておき、実家に帰った。

その子供の名前がそのまんま、木俣神(このまたのかみ)。

「実家に帰らせていただきます」というのは現代では常套句になっていますが、日本で初めてこれを使ったのはヤガミかも。

自分が結婚する、と言ったために、その男性は凹られ、その困った男性が相談に行ったところにイイ女がいて即合体、なので、ヤガミには可哀想ですが、因果応報的なところも。

しっかし、古事記での話しの流れにおいて、オオクニヌシとヤガミがチョメチョメやっている時間的余裕はなく、子どもができるはずはないのだが。。その辺はうまく調整しているのでしょう、さすが女好きオオクニヌシ。

【関連キャラ】
因幡の白兎 - 自業自得でも悪びれないお茶目なウサギ 
オオクニヌシ - 国つ神のドンは破天荒な女好き
ヤソガミ - 意地悪く凶暴、容赦ねえオオクニヌシ兄
スセリ - オオクニヌシ大好きすぎて拗ねる女神

【関連記事】
【古事記を彩る姫たち】ヤガミ - 結婚したいNO.1女神 オオクニヌシLOVEだったのに…
因幡の白兎 日本で記録された初めての医療行為はオオクニヌシだった

【パワースポット】
御井神社 - 安産や子授かり、育児はもちろん、出戻りしない、させない

【古事記・四コマ劇場】
オオクニヌシの遍歴:1.下僕編
オオクニヌシの遍歴:3.初婚編

【一言切り取り】
ヤガミ「あなたとは、イヤッ」
ヤガミ「あなたと結ばれたい…」
ヤガミ「実家に戻らせていただきます」

【古事記の神・人辞典】
ヤガミ

【関連カテゴリ】
4.オオクニヌシ

【外部ページ】
ヤガミ - Twitter
ヤガミ - Pixiv
ヤガミ - Facebook

【動画de古事記】
ヤガミ - YouTube

ぶっちゃけ古事記のキャラ図鑑の索引