11.ヤマトタケル
11-3.出雲征伐
熊襲健(くまそたける)の兄弟の暗殺に成功した倭建命(やまとたけるのみこと=ヤマトタケル)は、事のついでに帰路は大和の朝廷に従わない、山や川の神、穴戸の神を平定して帰って行きました。
その途中、出雲国で、やはり服従しない出雲健(いずもたける)という者がいて、これはそうそう簡単に殺れないと考え、まずは友達になることにしました。
その裏では密かに偽の刀(木刀)をこしらえて、その刀を腰に差しておきました。
そうして、出雲健と一緒に斐伊川(ひのかわ)で水浴びをしました。
ヤマトタケルが先に川から上がると、出雲健が外しておいた刀を腰につけて、「刀を交換こしましょうや」と冗談のような感じで持ち掛けます。その後皮から上がった出雲健は、ヤマトタケルがこしらえた偽の刀を腰につけました。
ヤマトタケル「さあ、刀合わせしようか」
と言って、二人が各々刀を抜こうとすると、出雲健だけは偽の刀だったために抜けません。ヤマトタケルはすばやく刀を抜いて、出雲健を打ち殺しました。そこでヤマトタケルが歌った歌が下記。
こうして服従しない人々を次々に平定して、大和に帰りました。
※画像は、「出雲健 ヤマトタケル」Google画像検索結果のキャプチャー。
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・ヤマトタケル - はっちゃけ皇子の英雄譚、最期は?
【古事記の神・人辞典】
・ヤマトタケル
・出雲建
11-3.出雲征伐
熊襲健(くまそたける)の兄弟の暗殺に成功した倭建命(やまとたけるのみこと=ヤマトタケル)は、事のついでに帰路は大和の朝廷に従わない、山や川の神、穴戸の神を平定して帰って行きました。
その途中、出雲国で、やはり服従しない出雲健(いずもたける)という者がいて、これはそうそう簡単に殺れないと考え、まずは友達になることにしました。
その裏では密かに偽の刀(木刀)をこしらえて、その刀を腰に差しておきました。
そうして、出雲健と一緒に斐伊川(ひのかわ)で水浴びをしました。
ヤマトタケルが先に川から上がると、出雲健が外しておいた刀を腰につけて、「刀を交換こしましょうや」と冗談のような感じで持ち掛けます。その後皮から上がった出雲健は、ヤマトタケルがこしらえた偽の刀を腰につけました。
ヤマトタケル「さあ、刀合わせしようか」
と言って、二人が各々刀を抜こうとすると、出雲健だけは偽の刀だったために抜けません。ヤマトタケルはすばやく刀を抜いて、出雲健を打ち殺しました。そこでヤマトタケルが歌った歌が下記。
こうして服従しない人々を次々に平定して、大和に帰りました。
※画像は、「出雲健 ヤマトタケル」Google画像検索結果のキャプチャー。
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