6.ニニギ6-1.ニニギの誕生
建御雷之男神(たけみかづち=タケミカヅチ)の葦原の中つ国(高天原と黄泉の国の間にある世界、すなわち日本)平定の報告を受けた高天原の天照大御神(あまてらすおおみかみ=アマテラス)は、高木神(たかぎのかみ)とともに息子の天忍穂耳命(あめのおしほみみ=アメノオシホミミ)に改めて葦原の中つ国の支配を命じます。
アマテラス「もう騒がしいとかなくなったから、オシホミミちゃん、葦原の中つ国に行っちゃってー」アメノオシホミミ「かーちゃん、オレ、子供できた。葦原の中つ国へはその若いヤツ行かせた方がよくね?」
どこまでも葦原の中つ国に行きたくないアメノオシホミミは駄々をこねますが、そのできた子の母親、つまり天忍穂耳命のヨメが高木神の娘だったからか、この子から孫への変更、アマテラスもすぐ了解しました。
そもそも高木神は、高御産巣日神(たかみむすひのかみ=タカミムスヒノカミ)のこととされています。「造化の三神」の一人ですね。いわば最高神の一角。まあ、もともと葦原の中つ国の平定もアマテラスはタカミムスヒノカミとともにやってきていたことだったので。ただ、突然名前変えて高木神と言われても、ぱっとは分からんて。とにもかくにも、アマテラスの息子アメノオシホミミと、タカミムスヒノカミの娘・萬幡豊秋津師比売命(よろばはたとよあきつしひめのみこと=ヨロヅハタトヨアキツシヒメノミコト)の間に生まれた天孫こそが、邇邇芸命(ににぎのみこと=ニニギ)です。
ニニギには同母兄に天火明命(あめのほあかりのみこと=アメノホアカリ)がいます。
アマテラス「じゃあ、ニニギちゃ~ん、葦原の中つ国に行ってちょうだいね~」
ニニギ「……」
※画像は、「邇邇芸命」Google画像検索結果のキャプチャー。
【関連キャラ】
・アマテラス - 「譲って、ください…」ですべて始まる
・タカミムスヒノカミ - 神の中の神、アマテラスの分身?
・アメノオシホミミ - どうしても降臨したくなかったニニギの父
・ニニギ - ご存知天孫は、女心を傷つける女泣かせ?
【古事記の神・人辞典】
・アマテラス
・タカミムスヒノカミ
・アメノオシホミミ
・ヨロヅハタトヨアキツシヒメノミコト
・アメノホアカリ
・ニニギ


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