延暦(えんりゃく)は、日本の8世紀から9世紀にかけての、奈良時代における元号で、782年9月30日から始まり、806年6月8日まで、25年間使われた。期間中の天皇は、桓武天皇である。

延暦期、延暦年間、延暦年中などとも言われ、およそ782年-806年の間を指す。

延暦の前の元号は天応であり、次の元号は大同である。

【年】
延暦元年 - 西暦782年。戌(いぬ)年、干支は壬戌。天応2年
延暦2年 - 西暦783年。亥(い)年、干支は癸亥
延暦3年 - 西暦784年。子(ね)年、干支は甲子
延暦4年 - 西暦785年。丑(うし)年、干支は乙丑
延暦5年 - 西暦786年。寅(とら)年、干支は丙寅
延暦6年 - 西暦787年。卯(う)年、干支は丁卯
延暦7年 - 西暦788年。辰(たつ)年、干支は戊辰
延暦8年 - 西暦789年。巳(み)年、干支は己巳
延暦9年 - 西暦790年。午(うま)年、干支は庚午
延暦10年 - 西暦791年。未(ひつじ)年、干支は辛未
延暦11年 - 西暦792年。申(さる)年、干支は壬申
延暦12年 - 西暦793年。酉(とり)年、干支は癸酉
延暦13年 - 西暦794年。戌(いぬ)年、干支は甲戌
延暦14年 - 西暦795年。亥(い)年、干支は乙亥
延暦15年 - 西暦796年。子(ね)年、干支は丙子
延暦16年 - 西暦797年。丑(うし)年、干支は丁丑
延暦17年 - 西暦798年。寅(とら)年、干支は戊寅
延暦18年 - 西暦799年。卯(う)年、干支は己卯
延暦19年 - 西暦800年。辰(たつ)年、干支は庚辰
延暦20年 - 西暦801年。巳(み)年、干支は辛巳
延暦21年 - 西暦802年。午(うま)年、干支は壬午
延暦22年 - 西暦803年。未(ひつじ)年、干支は癸未
延暦23年 - 西暦804年。申(さる)年、干支は甲申
延暦24年 - 西暦805年。酉(とり)年、干支は乙酉
延暦25年 - 西暦806年。戌(いぬ)年、干支は丙戌。大同元年

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