天長(てんちょう)は、日本の9世紀前半の、平安時代における元号で、824年2月8日から始まり、834年2月14日まで、11年間使われた。期間中の天皇は、淳和天皇である。

天長期、天長年間、天長年中などとも言われ、およそ824年-834年の間を指す。

天長の前の元号は弘仁であり、次の元号は承和である。

【年】
天長元年 - 西暦824年。辰(たつ)年、干支は甲辰。弘仁15年
天長2年 - 西暦825年。巳(み)年、干支は乙巳
天長3年 - 西暦826年。午(うま)年、干支は丙午
天長4年 - 西暦827年。未(ひつじ)年、干支は丁未
天長5年 - 西暦828年。申(さる)年、干支は戊申
天長6年 - 西暦829年。酉(とり)年、干支は己酉
天長7年 - 西暦830年。戌(いぬ)年、干支は庚戌
天長8年 - 西暦831年。亥(い)年、干支は辛亥
天長9年 - 西暦832年。子(ね)年、干支は壬子
天長10年 - 西暦833年。丑(うし)年、干支は癸丑
天長11年 - 西暦834年。寅(とら)年、干支は甲寅。承和元年

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元号 - 特定年間の称号、一世一元の制以前は長く使用されれば安定、短ければ混乱