永延(えいえん)は、日本の10世紀後半の、平安時代における元号で、987年5月5日から始まり、989年9月10日まで、3年間使われた。期間中の天皇は、一条天皇である。

永延期、永延年間、永延年中などとも言われ、およそ987年-989年の間を指す。

永延の前の元号は寛和であり、次の元号は永祚である。

【年】
永延元年 - 西暦987年。亥(い)年、干支は丁亥。寛和3年
永延2年 - 西暦988年。子(ね)年、干支は戊子
永延3年 - 西暦989年。丑(うし)年、干支は己丑。永祚元年

【関連記事】
元号 - 特定年間の称号、一世一元の制以前は長く使用されれば安定、短ければ混乱