長久(ちょうきゅう)は、日本の11世紀中頃の、平安時代における元号で、1040年12月16日から始まり、1044年12月16日まで、5年間使われた。期間中の天皇は、後朱雀天皇である。

長久期、長久年間、長久年中などとも言われ、およそ1040年-1044年の間を指す。

長久の前の元号は長暦であり、次の元号は寛徳である。

【年】
長久元年 - 西暦1040年。辰(たつ)年、干支は庚辰。長暦4年
長久2年 - 西暦1041年。巳(み)年、干支は辛巳
長久3年 - 西暦1042年。午(うま)年、干支は壬午
長久4年 - 西暦1043年。未(ひつじ)年、干支は癸未
長久5年 - 西暦1044年。申(さる)年、干支は甲申。寛徳元年

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