永承(えいしょう/えいじょう)は、日本の11世紀中頃の、平安時代における元号で、1046年5月22日から始まり、1053年2月2日まで、8年間使われた。期間中の天皇は、後冷泉天皇である。

永承期、永承年間、永承年中などとも言われ、およそ1046年-1053年の間を指す。

永承の前の元号は寛徳であり、次の元号は天喜である。

【年】
永承元年 - 西暦1046年。戌(いぬ)年、干支は丙戌。寛徳3年
永承2年 - 西暦1047年。亥(い)年、干支は丁亥
永承3年 - 西暦1048年。子(ね)年、干支は戊子
永承4年 - 西暦1049年。丑(うし)年、干支は己丑
永承5年 - 西暦1050年。寅(とら)年、干支は庚寅
永承6年 - 西暦1051年。卯(う)年、干支は辛卯
永承7年 - 西暦1052年。辰(たつ)年、干支は壬辰
永承8年 - 西暦1053年。巳(み)年、干支は癸巳。天喜元年

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