延久(えんきゅう)は、日本の11世紀後半の、平安時代における元号で、1069年5月6日から始まり、1074年9月16日まで、6年間使われた。期間中の天皇は、後三条天皇である。

延久期、延久年間、延久年中などとも言われ、およそ1069年-1074年の間を指す。

延久の前の元号は治暦であり、次の元号は承保である。

【年】
延久元年 - 西暦1069年。酉(とり)年、干支は己酉。治暦5年
延久2年 - 西暦1070年。戌(いぬ)年、干支は庚戌
延久3年 - 西暦1071年。亥(い)年、干支は辛亥
延久4年 - 西暦1072年。子(ね)年、干支は壬子
延久5年 - 西暦1073年。丑(うし)年、干支は癸丑
延久6年 - 西暦1074年。寅(とら)年、干支は甲寅。承保元年

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