元暦(げんりゃく)は、日本の12世紀後半の、平安時代における元号で、1184年5月27日から始まり、1185年9月9日まで、2年間使われた。期間中の天皇は、後鳥羽天皇である。

元暦期、元暦年間、元暦年中などとも言われ、およそ1184年-1185年の間を指す。

元暦の前の元号は寿永であり、次の元号は文治である。

ただし、源頼朝の関東政権は、養和 、寿永、元暦の元号を使わず、治承を引き続き使用した。

【年】
元暦元年 - 西暦1184年。辰(たつ)年、干支は甲辰。寿永3年(源氏:治承8年)
元暦2年 - 西暦1185年。巳(み)年、干支は乙巳。文治元年(平氏:寿永4年)
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