建治(けんじ)は、日本の13世紀後半の、鎌倉時代における元号で、1275年5月22日から始まり、1278年3月23日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、後宇多天皇である。

建治期、建治年間、建治年中などとも言われ、およそ1275年-1278年の間を指す。

建治の前の元号は文永であり、次の元号は弘安である。

【年】
建治元年 - 西暦1275年。亥(い)年、干支は乙亥。文永12年
建治2年 - 西暦1276年。子(ね)年、干支は丙子
建治3年 - 西暦1277年。丑(うし)年、干支は丁丑
建治4年 - 西暦1278年。寅(とら)年、干支は戊寅。弘安元年

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