永仁(えいにん)は、日本の13世紀末の、鎌倉時代における元号で、1293年9月6日から始まり、1299年5月25日まで、7年間使われた。期間中の天皇は、伏見天皇である。

永仁期、永仁年間、永仁年中などとも言われ、およそ1293年-1299年の間を指す。

永仁の前の元号は正応であり、次の元号は正安である。

【年】
永仁元年 - 西暦1293年。巳(み)年、干支は癸巳。正応6年
永仁2年 - 西暦1294年。午(うま)年、干支は甲午
永仁3年 - 西暦1295年。未(ひつじ)年、干支は乙未
永仁4年 - 西暦1296年。申(さる)年、干支は丙申
永仁5年 - 西暦1297年。酉(とり)年、干支は丁酉
永仁6年 - 西暦1298年。戌(いぬ)年、干支は戊戌
永仁7年 - 西暦1299年。亥(い)年、干支は己亥。正安元年

【関連記事】
元号 - 特定年間の称号、一世一元の制以前は長く使用されれば安定、短ければ混乱