正安(しょうあん)は、日本の13世紀から14世紀にかけての、鎌倉時代における元号で、1299年5月25日から始まり、1302年12月10日まで、4年間使われた。期間中の天皇は、後伏見天皇である。

正安期、正安年間、正安年中などとも言われ、およそ1299年-1302年の間を指す。

正安の前の元号は永仁であり、次の元号は乾元である。

【年】
正安元年 - 西暦1299年。亥(い)年、干支は己亥。永仁7年
正安2年 - 西暦1300年。子(ね)年、干支は庚子
正安3年 - 西暦1301年。丑(うし)年、干支は辛丑
正安4年 - 西暦1302年。寅(とら)年、干支は壬寅。乾元元年

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