正慶(しょうきょう/しょうけい)は、日本の14世紀前半の、鎌倉時代における持明院統の元号で、1332年5月23日から始まり、1333年7月7日まで、2年間使われた。期間中の天皇は、光厳天皇である。

正慶期、正慶年間、正慶年中などとも言われ、およそ1332年-1333年の間を指す。

正慶の前の元号は元徳であり、次の元号は建武である。

ただし、配流先の隠岐から帰京した後醍醐天皇は、光厳天皇の即位と正慶の元号の無効を宣言した。

【年】
正慶元年 - 西暦1332年。申(さる)年、干支は壬申。元弘2年 / 元徳4年
正慶2年 - 西暦1333年。酉(とり)年、干支は癸酉。元弘3年
正慶3年 - 西暦1334年。戌(いぬ)年、干支は甲戌。元弘4年・建武元年

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