永禄(えいろく)は、日本の16世紀中頃から後半にかけての、室町時代における元号で、1558年3月18日から始まり、1570年5月27日まで、13年間使われた。期間中の天皇は、正親町天皇である。

永禄期、永禄年間、永禄年中などとも言われ、およそ1558年-1570年の間を指す。

永禄の前の元号は弘治であり、次の元号は元亀である。

【年】
永禄元年 - 西暦1558年。午(うま)年、干支は戊午。弘治4年
永禄2年 - 西暦1559年。未(ひつじ)年、干支は己未
永禄3年 - 西暦1560年。申(さる)年、干支は庚申
永禄4年 - 西暦1561年。酉(とり)年、干支は辛酉
永禄5年 - 西暦1562年。戌(いぬ)年、干支は壬戌
永禄6年 - 西暦1563年。亥(い)年、干支は癸亥
永禄7年 - 西暦1564年。子(ね)年、干支は甲子
永禄8年 - 西暦1565年。丑(うし)年、干支は乙丑
永禄9年 - 西暦1566年。寅(とら)年、干支は丙寅
永禄10年 - 西暦1567年。卯(う)年、干支は丁卯
永禄11年 - 西暦1568年。辰(たつ)年、干支は戊辰
永禄12年 - 西暦1569年。巳(み)年、干支は己巳
永禄13年 - 西暦1570年。午(うま)年、干支は庚午。元亀元年

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