河原は椛の転訛、以前は樺の巨木、式内・椛神社とも
八幡神社 福井県福井市東河原町40-141
[住所]福井県福井市東河原町40-141
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八幡神社(はちまんじんじゃ)は、福井県福井市東河原町にある神社。字地々ヶ谷の地。九頭竜線の越前大野駅の西約18キロ、国道476号線を進む。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「椛神社(越前国・大野郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。東河原八幡神社とも。

創祀年代は不詳。『越前国名蹟考』には、「足羽川は今立郡では池田川と謂い、角間、魚見、水海、広瀬、樺原、品長瀬を経て足羽の東郷に至る」とある。

鎮座地名の河原(こうばら)は、樺・椛(かば)からの転訛であると考えられており、明治時代初期まで、境内には大きな樺の木が聳えていたという。

鳥居の扁額には「八幡神社」とあるが、社殿の中には「式内 樺神社」「糀神社」と書かれた扁額がある。大野藩士岡田輔幹による『深山木』には下記のようにある。
式に椛の神社とあり。今は味見の庄、中の手むらの八幡とまをす。むかしは池田川のほとり、かうばら村のきたなる、山の尾さきに、しづもりませりけるとぞ。かうばらは、かむばのよこなまれるなることもしるし。

ほむだの天皇たらしひめの皇后たけうちの大臣、三はしらを、ひとつにまつりたりしに、いづれのころにか、天皇を、なかのてに、皇后を、東かうばらに、大臣を、のつまたむらに、わかちまつるといへり
式内社「椛神社」の論社は他に、当社の東5キロほど、いわゆる「中の手むら」の、市内中手町の樺八幡神社と、大野市の篠座神社に合祀したものがある。

明治42年(1909年)11月6日、日ノ宮神社・龍尾神社・白山神社を合祀した。御祭神は誉田別尊。神功皇后・武内宿禰・伊弉册尊を合祀する。例祭は9月14日-15日。

境内社一宇がある。現在、樺の巨木はなく、境内入って正面の石組の石塔がその名残ともされるが、現在では大きなスギがある。

最大のものは、拝殿に向かって右手、少し高い所に立っている。樹高30メートル、目通り幹囲5.4メートル、推定樹齢300年以上。御神木として祀られている。

【ご利益】
厄災除け、事業成功、安産
八幡神社 福井県福井市東河原町
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