古くから小矢部川の守護神、中世の大洪水後に八幡神を勧請・併祀
早川八幡社 富山県高岡市早川367
[住所]富山県高岡市早川367
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早川八幡社(はやかわはちまんしゃ)は、富山県高岡市早川にある神社。高岡駅の西約3キロ。小矢部川・祖父川の東岸。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「速川神社(越中国・射水郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。古くから小矢部川の守護神として広く信仰を集めた。瀬織津姫命を祀り、もとは式内社名通り、速川神社と呼ばれたという。

式内社「速川神社」の論社は他に、当社の北近くと、氷見市に式内同名神社がある。中世になり、小矢部川の大洪水で社殿とともに記録も失った。

その後、八幡神を勧請して誉田別命が主祭神となった。ただし、現在に至るまで、瀬織津姫命を併せて祀る。

拝殿は昭和26年(1951年)に再建されたもの。木造平屋建て、切妻、桟瓦葺き、桁行2間、梁間2間、正面1間向拝付き。

拝殿の前には大正2年(1913年)9月建立の狛犬がある。例祭は4月8日が春祭、9月10日が秋祭。

【ご利益】
厄災除け、地域安全
早川八幡社 富山県高岡市早川
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