もとは草岡神社、義仲参拝後に正八幡宮、33年ごとの式年祭と獅子舞
[住所]富山県氷見市一刎2619
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八幡宮(はちまんぐう)は、富山県氷見市一刎にある神社。氷見線の氷見駅の北西約12キロ。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「草岡神社(越中国・射水郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。一刎八幡宮とも。

創祀年代は不詳。『式内社調査報告』には当社の記載はないが、『富山県神社誌』では当社は式内比定している。

社伝によれば、もとは式内の草岡神社だったが、平安時代末期、木曽義仲(1154年-1184年。源義仲)が当社を参拝した。

その後、草岡神社正八幡宮と称するようになり、式内社であることが忘れ去られたという。一刎(ひとはね)には下の社と呼ばれる当社に対して、当社の北には高階社がある。

その高階社は、ある時期、草岡神社に合祀されていたことが由緒として伝わっている。高階社はつまり、当社に合祀されていた、ということだろうか。

終戦の年、つまり昭和20年(1945年)、「村がなくなるとも氏神は残せ」と、90戸ほどの山村だったが、壮大な総檜造千鳥破風の現社殿が造営されたという。

御祭神は、応神天皇玉依姫命。例祭は4月15日で春祭。33年ごとに式年大祭が行われ、御神体の八幡大神が氏子らに開帳される。

式年大祭では、稚児行列もあり、着飾った子どもたちが同地区を練り歩く。また、宮司の祝詞、総代の祭詞などの奏上の他、巫女2人による浦安の舞の奉納などがある。

例祭では獅子舞が奉納される。いわゆる「一刎の獅子舞」である。天狗と獅子の競演、獅子は4人ほど、全員で座って、立っての激しい動きを繰り返す。

なお、式内社「草岡神社」の論社は、先の上の社である高階社の他、射水市の古明神の式内同名神社、戸破の加茂社がある。

【ご利益】
厄災除け、無病息災、武運長久・勝運、地域安全
八幡宮 富山県氷見市一刎
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