当地豪族の小山連が祖神を祀る、近世には「日光八龍社」
小山神社 三重県桑名市多度町小山1197
[住所]三重県桑名市多度町小山1197
[電話]0594-48-2037 - 多度大社

小山神社(おやまじんじゃ)は、三重県桑名市多度町小山にある神社。養老線の多度駅の南西約2キロ。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「小山神社(伊勢国・桑名郡)」に比定される式内社(小社)。木曽三川の一つ、揖斐川の支流である肱江川の北岸。創祀年代は不詳。

『新撰姓氏録』に「小山連 高御魂命櫛玉命之後也」とあり、主祭神の櫛玉命を奉斎する小山連との関係が強いと考えられている。

周辺には6世紀頃の有力者を葬った墓をはじめ、附近一帯に小さな群集墳が散在しており、当時の中心地であった。地名も小山連にちなむ可能性が高い。

奈良時代に多度神宮寺が創立した頃、小山には「北小山廃寺」と「南小山廃寺」があり、南小山廃寺跡の一部が当社境内地となっている。

小山村の産土神として近郊の人々の篤い崇敬を受けた。第55代文徳天皇の御代、平安時代前期の仁寿元年(851年)に正六位下に進んだ。

鎌倉時代、第83代土御門天皇の建仁元年(1201年)、第90代亀山天皇の弘長元年(1261年)にも神階が進められ、従五位上となった。

『神名帳考証』『勢陽五鈴遺饗』などの地誌類によれば、近世には「日光八龍社」と称していたという。

江戸時代前期の天和2年(1682年)、中期の安永2年(1773年)、天明6年(1786年)、後期の天保4年(1834年)、それぞれ棟札が確認され、造営が行われている。

明治になっても、明治5年(1872年)、明治18年(1885年)の棟札があり、社殿が造営された。主祭神は櫛玉神。

大山津見神火之加具土神・火之炫毘古神・火之夜芸速男神・佐軍神(さぐじ)を配祀する。例祭は10月11日。

【ご利益】
一族・子孫繁栄、家内安全、火防
小山神社 三重県桑名市多度町小山
【関連記事】
三重県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、三重県に鎮座している神社の一覧