小出郷総鎮守、長らく諏訪社とも、8月の小出まつりで神輿と花火
[住所]新潟県魚沼市小出島647
[電話]025-792-2439

清水川辺神社(しみずかわべじんじゃ)は、新潟県魚沼市小出島にある神社。魚野川東岸、上越線の小出駅の西約1キロ。参拝すれば、御朱印を頂ける。

『延喜式神名帳』にある「伊米神社(越後国・魚沼郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。式内社「伊米神社」の論社は他に、四日町諏訪神社虫野諏訪神社、南魚沼市の一宮神社湯沢町三俣小千谷市に式内同名神社がある。

『式内社調査報告』によれば、『越後国式内神社案内』『神社覈録』に、一説として式内論社としての記載があるという。

古くからの小出郷総鎮守。もとからの御祭神ではないと思うが、現在の御祭神は建御名方命。長らく諏訪神社とも呼ばれてきたようだ。

もとの鎮座地も諏訪町になったという。その後、現在地に遷座した。当社西の魚野川の他、北には破関川が流れ、それらの支流も無数にある。現社号の由来か。

明治になり、村社に列した。拝殿は入母屋、銅板葺、正面千鳥破風、平入、桁行3間、1間棟唐破風向拝付。本殿は一間社流造、銅板葺。

例祭は8月後半。秋の例祭で、いわゆる小出まつり。初日には夕方から、通りの露天が次々と開かれ、神輿が練り歩く。2日目の夜には夜空を彩る約2000発もの大花火大会がある。

最終日の夜には大民謡流しが行なわれ、飛び入り参加も可能。夏の終わりを告げる風物詩として定着している。

【ご利益】
厄災除け、武運長久・勝運、身体壮健
清水川辺神社 新潟県魚沼市小出島
【関連記事】
新潟県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、新潟県に鎮座している神社の一覧
清水川辺神社 新潟県魚沼市小出島の御朱印