平安期に現在地に遷座、もとは祭日2月25日の菅原天神か
宇奈具志神社 新潟県三島郡出雲崎町乙茂762
[住所]新潟県三島郡出雲崎町乙茂762
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宇奈具志神社(うなぐしじんじゃ)は、新潟県三島郡出雲崎町乙茂にある神社。越後線の妙法寺駅の南西約2キロ、越後線の線路のすぐ近く。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「宇奈具志神社(越後国・古志郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では無格社。

創祀年代は不詳。もとは当地の一之坂に鎮座し、次いで二之坂に遷座した。平安時代の寛治年間(1087年-1094年)、社地崩壊のため、現在地に遷座した。

当地乙茂は、昔は居多神社の社領だったという。遷座直後の嘉保2年(1095年)の他、江戸時代初期の元和4年(1618年)、貞享2年(6185年)に社殿が造営された。

いつの頃か、菅原天神と呼ばれるようになり、祭日も菅原道真にちなんだ2月25日に行われるようになった。そのため、式内社としては否定的な見解が多い。

式内社「宇奈具志神社」の論社は他に、長岡市西蔵王の金峯神社がある。また、長岡市には当社および式内同名神社があるが、そちらは式内社「小丹生神社」の論社。

天満社、菅原天神社とも呼ばれたが、江戸時代後期だろうか、吉田家の許可を得て、現社号に改称。御祭神は天穂日命

道真の祖先であるが、実はもとから天神として天穂日命が祀られ、いつの頃か、道真に変更されたものを、後世また戻した、とも考えられる。

明治41年(1908年)、字坂縄の諏訪社(建御名方命)、字向ィ山の十二社(大山祇命)を合祀した。

現在、例祭は3月25日が春季例祭、8月25日が秋季例祭。本殿の横には、いくつかの石祠が祀られている。狛犬一対がある。

【ご利益】
地域安全、学業・受験合格、病気平癒
宇奈具志神社 新潟県三島郡出雲崎町乙茂
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