蒲生川と小田川の合流点、字「佐弥屋敷」に鎮座する兵主神社
[住所]鳥取県岩美郡岩美町河崎211
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佐弥乃兵主神社(さみのひょうすじんじゃ)は、鳥取県岩美郡岩美町河崎にある神社。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「佐彌乃兵主神社(因幡国・巨濃郡)」に比定される式内社(小社)。兵主神社の一つ。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。当社の近く、直線距離で1.2キロほどの所に許野乃兵主神社がある。式内社の兵主神社は多いが、これほど近接しているケースはないと思われる。

許野乃兵主神社の許野は巨濃(この)という郡名を表していると考えられる。当社の「佐弥」が何を示しているのかは不詳。

平安時代後期の天仁2年(1109年)3月、嘉承2年(1107年)に即位したばかりの第74代鳥羽天皇が「宸望奉神貢神霊」だという。

天子が神を奉じ、神霊を貢ぐことを望む、とのこと。「因幡国民部省図帳」の「佐弥乃兵主大神宮神貢」という記事のことだという。

近代になり、村社に列し、昭和3年(1928年)11月10日、神饌幣帛料供進神社に指定された。

御祭神は天照大神。兵主神社で天照大神を御祭神としているケースも珍しい。例祭は4月13日。

山陰本線の大岩駅の東。県道328号線を東進し、37号線に出たら南進してすぐ。社前を蒲生川が流れる。

当社の南にもう一つ、小田川が流れており、鎮座地は合流地点である。この鎮座地の字は佐弥屋敷。

境内には、狛犬一対と拝殿、本殿がある。また、江戸時代後期の文政7年(1824年)の灯篭がある。すぐ近くには、式内社「大神社」の論社である美取神社がある。

【ご利益】
開運招福、厄災除け
佐弥乃兵主神社 鳥取県岩美郡岩美町河崎
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