飛鳥朝末期の勧請とも、もとは牛頭天王社、長野郷に鎮座
長野神社 静岡県浜松市浜北区永島1012
[住所]静岡県浜松市浜北区永島1012
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長野神社(ながのじんじゃ)は、静岡県浜松市浜北区永島にある神社。遠州鉄道鉄道線の小林駅の東、天竜川西岸。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「長野神社(遠江国・長下郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。飛鳥時代末期、第42代文武天皇の治世(697年-707年)の勧請ともされる。安土桃山時代の文禄3年(1595年)、古殿舎を修復して牛頭天王社と称したという。

疫病除の守護神として諸人の崇敬が篤く、江戸時代になると3代将軍徳川家光により朱印地として神田5石あまりが寄進された。

もとは長下郡長野郷に鎮座していたが、水害のため現在の永島の地に遷座したという。現在地は、ヤマハ発動機中瀬工場南に隣接している。

明治になり、現社号に改称、明治6年(1873年)3月には村社に列した。御祭神は須佐之男命。例祭は8月中旬の日曜日で例大祭。

なお、式内社「長野神社」の論社は他に、磐田市前野町の東八王子神社松尾八王子神社、浜松市浜北区高畑の八雲神社がある。

【ご利益】
厄災除け、病魔退散
長野神社 静岡県浜松市浜北区永島
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