土師氏が祖神を奉斎、後に衰退して天馬駒神社、明治に復称した式内
比奈多乃神社 静岡県掛川市上土方落合837
[住所]静岡県掛川市上土方落合837
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比奈多乃神社(ひなたのじんじゃ)は、静岡県掛川市上土方落合にある神社。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「比奈多乃神社(遠江国・城飼郡)」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

茶畑がある丘陵地を通って、低い里山に囲まれた農村地帯に位置している。周辺は茶畑、水田、畑で、それらに囲まれた5メートルの高さの丘にある。

創祀年代は不詳。当地が土師氏の領地になった時、その祖神として祀られたものと考えられている。御祭神は建比奈鳥命

上代においては、非常に栄えたとされるが、中古以来、社頭は廃れ、往時の面影はなくなり、天馬駒神社(天狛神社)と呼ばれるようになった。

近くにあった華嚴院の鎮守として、また比奈多乃谷(比奈多之谷)から転じて日向ヶ谷の部落の小氏神としてわずかに祭祀が続いたという。

明治6年(1873年)3月、村社に列し、明治11年(1878年)2月、現社名に復した。例祭は10月17日。

社頭にはかつて、樹齢400年-500年の樹木もあったという。現在はスギ、ヒノキ、ヤブツバキ、タブノキ、アラカシ、スダジイなどから細々と社叢が形成されている。

なお、式内社「比奈多乃神社」の論社は他に、市内上土方嶺向の高天神社がある。

【ご利益】
地域安全、家内安全、一族・子孫繁栄
比奈多乃神社 静岡県掛川市上土方落合
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