江戸時代前期には現況と同じ衰微状態、天道信仰の祭祀形態
天神神社 長崎県対馬市上県町佐護恵古
[住所]長崎県対馬市上県町佐護恵古
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天神神社(てんじんじんじゃ)は、長崎県対馬市上県町佐護恵古にある神社。天神社、天神多久頭魂神社とも。国道382号線を佐護で北西に進みすぐ。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 対馬国 上県郡「天神多久頭多麻命神社」に比定される式内社(小社)の論社。

創祀年代は不詳。『對州神社誌』には、「天神 神体石高サ 九寸五分 天野勘左衛門取立之宮也 唯今及大破候」とある。

天野勘左衛門という人が再興したらしいが、江戸時代前期の貞享年間(1684年-1688年)には衰退しており、現況とそう変わらない状況だったか。

現在に至るまで本殿はなく、石組の祭祀場がある。鳥居があり、鳥居横にも祭祀場がある。天道信仰の祭祀形態と考えられている。

他の論社に、さらに北西に進み、佐護湾近くに天神多久頭魂神社があり、また、峰町三根の小牧宿禰神社境内の天神社がある。

【ご利益】
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天神神社 長崎県対馬市上県町佐護恵古NO2
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