歴代の松江藩主や松江城関係者に崇敬された三つの稲荷神社
松江の三大稲荷とは? - 歴代の松江藩主や松江城関係者に崇敬された三つの稲荷神社
松江の三大稲荷とは、現在の島根県松江市内に鎮座する三つの稲荷神社の総称である。いずれも歴代の松江藩主や松江城関係者に崇敬された。

三社のうち、少なくとも二社は、現在松江城がある末次山、宇賀山、城山と呼ばれる地に鎮座しており、松江城築城に伴い、その地を離れた。

宇賀山の名称が示すように、松江城築城以前はその地は稲荷密集地だったようだ。現在は、松江城の近くに城山稲荷神社が鎮座している。

現在、この三社は松江城の東側にあり、一社は北東、二社が南東に鎮座している。

松江城参観の後に、当時の人々がどのような信仰を持っていたのかを知るためにも、巡ってみるのも一興な稲荷三社である。

海上安全 船玉稲荷神社

船玉稲荷神社 島根県松江市東本町
[特徴]椎森稲荷、松江藩船舶奉行所の守護神
[住所]松江市東本町5-59
[電話]-

出世開運 出世稲荷神社

出世稲荷神社 島根県松江市寺町
[特徴]代々の末次城主、松江城主の崇敬
[住所]松江市寺町183
[電話]0852-21-2513

子供守護 児守稲荷神社

児守稲荷神社 島根県松江市石橋町
[特徴]城内女中の信仰、藩主から「児守」賜る
[住所]松江市石橋町132
[電話]0852-21-9337
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